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ハムスターの飼い方

ハムスターと仲良くなる方法の詳細

ハムスターと仲良くなる例え話



ハムスターと仲良くなりましょう

 初めてハムスターを飼った方から、、、
『こんなにハムスターと楽しくコミュニケーションがとれるとは思わなかった』、、
と、、感激のお便りをいただきます。


ここは、
ハムスターの飼い方
ステップ10 ハムスターと仲良くなりましょう
を研究報告も含めて詳細にご案内しているページです。




【重要です】
 仲良くなるためには、『良い環境』に居ることが絶対条件です。
良い環境に居るからこそ、良い友達と仲良くなりたいという気持ちが湧き出てきます。これは人もハムスターも同じです。

念のため、ステップ10の仲良くなるための見極めポイントをおさらいしておきましょう。

1.≪巣穴の三大習性≫の行動が実現できていること。
@寝室が決まって、寝床が出来て、安眠・熟睡している姿が確認できた。
A貯蔵行動が確認できた。
Bトイレ室が決まって、トイレ室以外の他の部屋の清潔が保たれている。
2.『地下型の巣箱』の『透明な観察板』に慣れたこと。
C『遮光布』を半開にして、『透明な観察板』越しに観察しても、警戒行動をとらなくなった。
3.飼い主との共存意識が出来ていること。
D飼い主が居ても巣穴に逃げ込まない。
4.トイレの掃除ができること。
Eトイレ掃除をしても拒否反応が観られなくなった。
以上の@〜Eが見極めのポイントです。




↑ この様な姿を見せてくれるようになったら、仲良くなるのは簡単です。

 飼育環境に危険が無いことを学習して、安心して、自分で作った寝床で安眠・熟睡しています。


↑ 呼んでしばらくすると(1分か2分かかることもあります)このように、巣穴の中から外の様子をうかがう行動が観察できます。 

仲良くなるための≪ワンポイントアドバイス≫

@ 仲良くなることに失敗する最も多い原因が、急ぎ過ぎです。

A 仲良くなる要領は、ハム君の方から寄ってくるように、ヒツジの様なふるまうことです。ヒツジはハムスターを食べませんから、ハム君が安心して近づきます。これが飼い主と共存出来ることを学習したハムスターの行動です。


進め方

@


↑ 呼べば出てきます。

 「飼い主は危険でない」と学習しました。
巣穴から出て、すぐ近くに飼い主が居ても、パンを食べて、とてもリラックスしていることが、その表情から確認できます。

A


↑ 名前を呼ぶと、こうなります。

 パンから離れたのを見計らって、名前を呼ぶと、飼い主に好奇心を向けます。
 オヤツをくれるとか、指で挨拶してくれるとか、、、。
飼い主の次の行動を期待している表情です。


 仲良くなる初期段階では、良い信頼を醸成するときに、【巣穴の近くでコミュニケーションを取って上げる】ことの効果は絶大です。ただし、縄張り意識が先行すると、オヤツをあげている時に軽く噛む行動が観察される場合があります。この噛む行動も次第になくなります。

B


↑ 挨拶です。

   手を差し伸べると、臭いをかいで挨拶してくれます。
手のひらにオヤツがあれば、載ってきて食べます。


↑ コミュニケーションは手のひらの上で

 それでもまだ、緊張しています。
手の上で、身づくろいの行動が観察できたら、ステップ10のゴールです。

 


以下は、仲良くなるための接し方で参考にしていただける情報です。

一部重複があります。 

●呼び出して仲良くなる方法。

○声を掛けながら、おやつを載せた手を差し伸べると、手からおやつをもらうようになります。
○おやつの位置を少しづつ手のひらに移動させると、手のひらに乗ってくるようになります。
○初めは、おやつを受け取るとすぐに頬袋に入れますが、慣れてくるとそこで食べるようになります。
○さらに慣れてくるとおやつ無しでも手のひらに載るようになり、リラックスして身繕いなどを始めます。
○両手で包み込んであげればさらにリラックスしてくれます。

●【地上の生活環境】に出ているハムスターに近づいて仲良くなる方法。

まず、警戒心を刺激しない近づき方です。
巣穴から出ているときに、ハムスターに近づく場合には、遠くから声を掛けながらゆっくりと近づいてあげます。
【安全であることを納得させましょう】
近づいてくる動物は敵だろうか?味方だろうか?を、判断する時間の余裕をハムスターに与える程度の遅さです。
1日目・2日目位は、とりあえず急いで巣穴に逃げ込む、という行動を取りますが、 飼い主がゆっくり近づいてくれるなら、巣穴に逃げ込むまでの間に、飼い主を観察しながら避難することができます。
回を重ねるごとに、あわてて逃げ込まなくてもよさそうだと言うことを学びます。一歩前進です。
近づいても巣穴に逃げ込まなくなったなら「敵では無さそうだ」と学習した証拠で、また一歩前進です。
接するときもすばやい動作は禁止です。
優しく声を掛けながらゆっくりゆっくり手を出して、おやつを差しだして、受け取ってくれれば、 初めてのご挨拶ができたことになります。また一歩前進です。
なお、ゆっくり近づくのは、そろりそろりと近づくのとは違います。
そろりそろりと近づいて来る者、それは自分を食べる敵の行動です。

【知識】
【自分のスピードより遅い者には警戒心を緩めます。】
接するときの動作スピードは実はとても重要です。
すばやい動作は禁止です。ハムスターのような動物は、自分のスピードより動作の遅い者には警戒心を緩めます。
スローモーションのようにゆっくり動くことで、警戒心を和らげることが出来ます。

この方法1・2の行動を繰り返すことによってハムスターは飼い主への信頼感を持つようになります。
危険ではないことを学び安心するとハムスターの行動は驚くほど積極的になってきます。
ハムスターは臆病でなく勇敢であることが分かります。
ハムスターはとても賢い動物です。犬のような賢さと記憶力を見せることがあります。
信頼関係ができて仲良くなると『地下型の巣箱』の中に入っても警戒しなくなります。


飼い主が勘違いする例。
【別の目的で近づいてくる場合があります】

コミュニケーションを望む行動とは異なる場合があります。
上記のステップを経なくても、手からおやつをもらったり腕に登ってきたりするハムスターが居ます。
この行動は、食べ物の確保、逃げ道を探すなどの目的の行動のためです。
飼い主とのコミュニケーションを目的にした行動とは異なります。
ステップ12との違いの見分け方は、おやつを受け取るとすぐ頬袋に入れて持ち帰る。
腕にはしゃにむに登ってきて何とか逃げ出そうとするなどで判断できます。
この行動で仲良くなれたと勘違いしないでください。
飼い主は自分を食べることが無いと学習したからの行動です。
警戒心よりも勇敢さが上回った行動であり、飼い主とのコミュニケーションを求めているわけでは有りません。

≪まとめ≫

この章で紹介する【ハムスターと仲良くなる方法】は、二つの要素で構成されています。
◎第一の要素は、
≪飼育環境が良いこと≫つまり、≪良い飼育設備で正しく飼育されていること≫です。

ハムスターと飼い主が仲良くなれるのは、ハムスターにとても強い好奇心があるからです。
この好奇心は、良い環境で育っているハムスターの心に自然に湧き出ます。
つまり、ハムスターと仲良くなるためには、良い飼育環境で飼育してあげることが絶対条件です。
【地下の生活環境】と【地上の生活環境】を繋ぐ巣穴の存在は重要です。
この第一の要素は、ハムスターの飼い方のステップ10までに完成させます。
詳しくはハムスターの飼い方 T を参照してください。

◎第二の要素は、
≪ハムスターの好奇心に正しく応えてあげること≫つまり≪正しい接し方≫です。
ハムスターの好奇心に正しく応えてあげると、ハムスターに飼い主への信頼感が生まれます。
この信頼感によってハムスターと仲良くなることができます。

飼い主が帰宅すると巣穴から出てきて迎えるなどの行動が見られたら、飼い主を信頼している証であり、 ハムスターの方からコミュニケーションを求めている証です。おやつを少しあげるなどで応えてあげてください。

≪解説≫

仲良くなることが出来る、ペットとして飼育できる最も小さい哺乳動物、 それがハムスターです。


 ハムスターを良く観察すると、学習能力がとても高く賢く勇敢で、その上に好奇心がとても強いことがわかります。
ハムスターと飼い主が仲良くなれるのは、ハムスターにもともと備わっている【とても強い好奇心】があるからです。
活き活き楽しく行動しているハムスターには心の余裕ができて好奇心が本能的に湧き出してきます。
この好奇心がハムスターにあるからこそ、まず飼い主を観察し、そして近づき、 やがて接して、飼い主を信頼し、仲良くなることができるのです。

●ハムスターの好奇心に正しく応えることは、難しいことではありません。
勇敢で、警戒心がとても強く、学習能力が高いというハムスターの性格を念頭おいて接すれば誰でもできます。
ポイントはハムスターの警戒心を刺激しないようにしながら、好奇心の方を上手に刺激することです。
そのために
●人が近寄っていくのではなく、ハムスターの方から近寄ってくるようにすること。
●人のペースでなく、ハムスターのペースで仲良くなること。
●そして、成功の早道は、ハムスターよりゆっくりした動作で応えてあげることです。

≪ハムスターの心理の成長過程≫
ハムスターを迎えてから仲良くなるまでのハムスターの心理の成長過程を、 飼育方法の基礎<ハムスターの迎え方>の各ステップの流れに遡って説明をします。

ステップ1からステップ6まで
リラックスできる環境が整います。
●自分の家を認識します。
●聖域である自分の家で安眠・熟睡しリラックスするようになります。
はじめの一週間は、自分の家作りに専念しています。寝室に寝床を作り、 トイレ室を設け家の清潔を保ち、貯蔵室を設けてたっぷりと食料を貯蔵します。
【これは巣穴の三大習性を実現しようとする本能と習性による行動です】100%ハムスターの世界です。
したがって、ここまでの過程に、飼い主が介入することはありません。(介入すると失敗の原因になります)
詳しい対応方法は、ハムスターの飼育方法 ハムスターを迎えて一週間の飼育方法 を参照ください。




【重要】【その他の参考事項】

間違えやすいことへのアドバイス

このアドバイスは何度か重複しています。しかし、誰もが最も陥り易いことなのであえてもう一度ここに記載いたします。

迎えてからステップ7までの期間中は、ハムスターの方から近づいてきても、 手に載せて可愛がるなどと言うことを一切しないことが肝心です。
なぜなら、迎えたばかりのハムスターは恐怖や心配でいっぱいの混乱期であり、 ストレスでいっぱいの最悪な精神状態だからです。
この時期に飼い主に近づいて来たり、手によじ登ってくるのは、逃げ出したいとか、食べ物が欲しいなど、 生きる本能による行動である可能性が高く、飼い主に愛情を抱いて、コミュニケーションを望む行動とは異なります。
このときのハムスターを愛撫したとしても、ハムスターにとってはそれを愛情と感じる余裕がありません。
かえって、「弄り回されて、食べられちゃうかと思った、怖かった」と感じ、
愛撫したことによって怖い・嫌いなど間違った飼い主の印象、悪い印象を記憶し・学ばせてしまうかもしれないからです。
この時期は直接の接触はガマンです。
もし近づいてきても無視する方が、かえって危険で無いことを学ばせ、安心させて好奇心を高める効果が有ります。
この時期はハムスターとの接触は極力避けることが、ステップ10以降で仲良くなるための早道です。

【特に初めてハムスターを飼育する方にとって】ハムスターが手に登ってきたとき、 仲良くなりたくて登ってきたのか、逃げ出したくて登ってきたのか、違いを見分けることが難しいので、
関わりを避けた方が、後が楽です。

ステップ6の頃
周囲を観察し受け入れる余裕が出てきます。
●心に余裕ができて、周りの状況に関心が及ぶようになります。
●人の生活音や振動やにおいが無害であることを学びます。
●人の世界と共存する用意ができます。
衣食住(衣はありませんが)が安定すると、心に余裕が生まれるのは人と同じです。
この時期は、ハムスターが来ておよそ1〜2週間目あたりです。 慎重なハムスターによっては1ヶ月ほど掛かる場合もあります。
人の話し声、テレビの音、掃除機の騒音、足音、振動、においなど様々な環境情報がハムスターに届きます。
ハムスターは、危険な音、危険で無い音などを学びます。
例えば掃除機の騒音を「やかましいけれど侵入されるわけでもなく危険な音では無い」と学びます。
学んだハムスターは、近くで掃除機の音がしていても、寝室の寝床で平気で熟睡できる様になります。
テレビの音や音楽なども危険でないことを学びます。
反対に、そろりそろりと近づいて、『透明な観察板』を開け侵入するようなことをすると、 このことを学習して、そろりそろりの気配だけで警戒態勢をとる様になってしまい、 警戒すればマーキングをします。次第に『地下型の巣箱』を危険な場所と学んでしまいます。


≪実施例が別にあります≫
この 仲良くなりましょうの実施例がありますので参考にしていただけます。ただし内容に重複部分があります。


 ハムスターと仲良くなるためには、
ハムスターの性質を正しく知ることがとても大切です。
併せて、ハムスターの性質もご覧ください。


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