ハムスターとなかよくなる方法

ハムスターと仲良くなる方法

このページは、地下型の巣箱を使用したハムスターの飼い方2ステップ8コミュニケーションを始めましょうの詳細の説明です。

『地下型の巣箱』のハムスター  まず、§1の写真で、ハムスターが皆さんと仲良くなるまでの例を見てください。

≪目次≫

§1.仲良くなるまでのハムスターの行動を見てみましょう

 写真と行動の解説は§2以降で詳しくご案内します。

ハムスターと仲良くなる
↑ 1の①【警戒と学習】
飼い主が居るときには、ハムスターの飼い方のステップ6~8の初期段階では、巣穴からは出てきません。
巣穴の奥から飼い主をを観察しているときです。

ハムスターと仲良くなる
↑ 1の②【警戒と学習】
巣穴から出てくるのはもうすぐです。

ハムスターと仲良くなる
↑ 2の①【警戒と行動】
いよいよ出てきます。
巣穴の周りの安全を確認しています。

ハムスターと仲良くなる
↑ 2の②【警戒と行動】
よいしょ

ハムスターと仲良くなる
↑ 2の③【警戒と行動】
どっこいしょ

ハムスターと仲良くなる
↑ 2の④【警戒と行動】
出ました。

ハムスターと仲良くなる
↑ 2の⑤【警戒と行動】
まず食べ物です。

ハムスターと仲良くなる
↑ 3の①【呼ぶと出てくる】
呼ぶとこのように巣穴のところまで来ます。
安全を確認して出てくるようになります。

ハムスターと仲良くなる
↑ 4の①【コミュニケーション 手に慣れさせる】
初めはパスタのようなものを持って手に慣れさせます。

ハムスターと仲良くなる
↑ 4の②【コミュニケーション 指に慣れさせる】
手に慣れさせてから、指でオヤツをあげて指に慣れさせます。

ハムスターと仲良くなる
↑ 【5相互信頼】
コミュニケーションを重ねると信頼関係が出来上がります。
仲良くなれました。



§2.写真の行動と気持の解説

ここをマスターすれば、信頼関係が最短で築けて、すぐに仲良くなれます

●≪ヒツジの様だと学習しました≫
 迎えてから今までの数日間でハムスターは、皆さんのことを、「自分を食べるオオカミではなくヒツジの様だ!!」と学習しました。
だから、巣穴に逃げ込まずに、留まったり出てきたり出来るのです。
●≪強い警戒心を持ち続けていることを理解してあげましょう≫
 しかし、警戒心を解いたわけではありません。ハムスター特有のとても強い警戒心をしっかりと持ち続けながら、好奇心に突き動かされて皆さんの前に姿を現すようになっただけで、危険を感じたら、いつでも巣穴に逃げ込むつもりです。 したがいまして、いつでも巣穴に逃げ込める位置関係を考えてあげながら、コミュニケーションをとってあげると良いです。
●≪ハムスターは一つ一つを順々に覚えるのが得意です≫
 コミュニケーションの初期は、皆さんの身体・腕・手・指がそれぞれに危険でないことを順々に学習させてあげれば、学習能力が高く、とても賢いハムスターですから、短時日で皆さんが安全であることを納得します。
※●≪勇敢と臆病は大違いです≫
 このときのハムスターの行動を見て、「ハムスターは臆病」と表現する人がいますが、大間違いです。そもそも臆病だったら出て来ませんネ。危険かもしれないと思っていてもコミュニケーションを取ろうとしている勇敢さを認めてあげましょう。



ハムスターと仲良くなる
↑ 1の①【警戒と学習】
 『地下型の巣箱』をもらって、巣穴の中に居れば安全だということを学習した心身ともに健康なハムスターには、ハムスターが潜在的に元々持っているとても強い好奇心が顕在化して、心の中に湧き出て来ます。
湧き出してきた好奇心が、飼い主の呼びかけや音に刺激されて、気になって気になって、巣穴のところまで様子を伺いに来るのがこの段階です。
しかし、この段階では巣穴からなかなか出てこない場合があります。
巣穴の中は安全だということを学習済ですから、このように、巣穴のすぐ下、巣穴の奥から様子をうかがっている段階です。
巣穴の奥に居るのでピントが合わずボケてしまいました。
この様に顔が見えなくても、巣穴の奥に鼻先やヒゲが観察できる場合もあります。
この時は、音や振動や臭いをもとに、飼い主が危険でないことを学習しているときです。


ハムスターと仲良くなる
↑ 1の②【警戒と学習】
 数日間、巣穴への呼びかけを何度か繰り返すことで、飼い主の呼びかけは危険ではなさそうだという学習をしました。
飼い主への好奇心が益々強くなってきます。
巣穴から出てくるのはもうすぐです。
飼い主はこの時は知らん顔の無反応が鉄則です。
何しろヒツジさんですから。
ジッと見つめたら、獲物を狙うオオカミの目になってしまいますので気を付けましょう。
コミュニケーションのやり取りはまだまだ後です。心の中だけで歓迎してあげてください。


ハムスターと仲良くなる
↑ 2の①【警戒と行動】
 「飼い主はどうやら脅威ではなさそうだ」と学習した段階になりました。
いよいよ飼い主が居るときに出てきます。
巣穴の周りの安全も確認しています。
とても強い警戒心がありますので、少しでも危険を感じたら、引っ込んでしまいます。


ハムスターと仲良くなる
↑ 2の②【警戒と行動】
 出てくるということは、『貴方は脅威ではないと学習しました』と言っている行動です。
仲良くなるための飼い方が正しく進行している証です。
このハムスターの言葉(行動から発する言葉)を飼い主さんが認識することが重要です。
しかし、コミュニケーションのやり取りはまだ後です。



ハムスターと仲良くなる
↑ 2の③【警戒と行動】
 一瞬ですが、これが巣穴の近くでとる警戒行動です。
もし危険を感じたら、すぐに安全な巣穴に飛び込む姿勢です。
この時点で、飼い主の前に、自ら、自分の意思で姿を現すことが出来るのは、もし、危険を感じたらすぐに逃げ込める巣穴があるからです。
巣穴があるので、ハムスターに安心して活動をさせてあげることが出来ます。


巣穴の二つの効果

巣穴には大きく二つの効果があります。

●1つは、ハムスターにとっての安全な逃げ場所です。ハムスターは哺乳類の食物連鎖の最下層に居ますので、一方的に食べられる側です。一回の失敗一回の油断で一生が終わってしまいますので警戒を怠ることが出来ません。すぐ近くに、逃げ込める巣穴があることで、安心して活動ができます。

●もう1つは、飼い主にとっての効果・利点です。ここでご案内の写真からもお分かりの通り、巣穴の中外でのハムスターの行動からハムスターの心理と言葉を知ることが出来ることです。飼い主の呼び掛けに応えたくなければ、巣穴の奥に居れば良いのに、出てきたとすれば「こんにちは」と言っています。そして、巣穴の近くでハムスターに安心させながらコミュニケーションをとることができます。

【地下の環境】【地上の環境】【安全な巣穴】【解放した天井】【すぐそこにいる飼い主】これらの環境が揃うことで、ハムスターの100パーセントの意志で飼い主の前に現れるという、ハムスターの側からコミュニケーションを求めてくる、仲良くなるプロセスが実現します。


ハムスターと本当に仲良くなるには、ハムスターの方から寄って来たくなるように環境を用意してあげることが必要です。
これが【巣穴の効果】です。


詳しくは巣穴の効果をご覧ください。


ハムスターと仲良くなる
↑ 2の⑤【警戒と行動】
 尖った耳の形、ひげの展開から、強い警戒の姿勢がうかがえます。
棄権を感じたらすぐに巣穴に逃げ込む態勢です。

ここまでは、呼び掛け、見守るだけのコミュニケーションに徹します

 ここまでは、飼い主はオオカミのような脅威ではないということを学習する期間です。声掛けだけで、手出しせずに、近くにいても危険はないということを学習させてあげてください。



呼べば出てくるようになります

ハムスターと仲良くなる
↑ 3の①【呼ぶと出てくる】
以上の過程の中で、呼ぶとこのように巣穴のところまで来るようになります。
そして、安全を確認して出て来ます。

 呼べば出てくるのはハムスターに強い好奇心が備わっているからです。
そして、飼い主への信頼が始まっているからです。


ハムスターと仲良くなる
↑ 4の①【コミュニケーション 手に慣れさせる】

出て来ると寄ってくるようになりますから、おやつを手からあげて、コミュニケーションを深めて、信頼関係を築いてください。
初めはパスタのようなものを持って手が危険でないことを学習させます。

ハムスターと仲良くなる
↑ 4の②【コミュニケーション 指に慣れさせる】

指で直接おやつをあげるのは、手が安全であることを学習した後にします。

【ワンポイント】
 とても警戒心の強いハムスターですが、ステップ6までのあいだに、皆さんのことを、自分を食べないヒツジの様だと学習して、いよいよ巣穴から出て来ます。
 ステップ8でコミュニケーションを取り始めますが、この時点ではまだ、強い警戒心を持っていますので、仲良くなるためには、丁寧にひとつづつ警戒心を解いてあげる必要があります。
 自分より1000倍も大きな皆さんが危険でないことを学習しました。(ステップ6)
 手がケースの中に入ってきても危険でないことを学習させ安心させます。(ハムスターがいるところに巣材を入れてあげるとか水を交換するなど)
 手の次に指が危険でないことを学習させて安心させます。(4の①の例です。パスタや蕎麦などを摘まんでコミュニケーションを取ります)
 指先から直接「ヒマワリの種」などのオヤツをあげて指が危険でないことを学習させて安心させます。
 次に、指先を舐めさせます。(チーズをちょっと付けるなどして)
 次に、指先で撫でてあげます。
これを一つづつ順を追って進めて行けば、噛まれることなく、確実に仲良くなれます。
 決して急がず、ハムスターのペースで進めるのが大切です。
 ハムスターはとても賢く学習能力が高いのですが、複合した動作を理解するのは苦手です。段階を一つづつゆっくりと、ハムスターのペースで学習させてあげてください。


ハムスターと仲良くなる
↑ 【5相互信頼】
 コミュニケーションを重ねると信頼関係が出来上がります。
仲良くなれました。
 ハムスターの表情(耳の緊張が取れて、ヒゲの展張が柔らかい)から信頼関係が十分に取れていることがうかがえます。




§3.環境が最も重要です

 この「ハムスターと仲良くなる」は、ハムスターの飼い方のステップ10の 詳細です。

 ステップのとおりに進んでいただければ、どなたもステップ10に到達します。そしてこのようにハムスターと仲良くなれます。


仲良くなれるポイントは、 地下型の巣箱の中で『巣穴の三大習性』の行動が実現しているハムスターであることです


好奇心が仲良くなるための原動力になっています

  飼い主に関心を持つようになるのは、ハムスターにとても強い好奇心があるからです。
この好奇心を上手に刺激してあげると、楽しくコミュニケーションがとれるようになります。
楽しくコミュニケーションが取れるようになると信頼関係ができて仲良くなれます。

好奇心は心に余裕を持ったハムスターに湧き出て来ます

 自分の家を持ったことを自覚し認識してストレスが無くなって初めて心に余裕ができます。
余裕ができたハムスターの心に、ハムスターにもともと備わっていた好奇心が顕在化して湧き出てきます。
この好奇心を皆様に向けることから楽しいコミュニケーションがはじまります。

ハムスターの生活環境を整えてあげて、心身ともに健康なハムスターだからこそ、飼い主と信頼関係が築けます。人と人が仲良くなれるのと同じです。  

 ハムスターの生活環境の考え方の基本はハムスターの環境エンリッチメントをご覧ください。