ハムスターの飼い方
ステップ1~3
(全10ステップ)
地下型の巣箱方式
ハムスターの飼い方-2-ハムスターの飼い方-3-

↑ こにちは 仲良くなれたももちゃんです。
≪このページの要約≫
ここは、皆さんと楽しくコミュニケーションが取れるようになるハムスター、呼べば出てくるハムスターの育て方と、飼い方のページです。
10ステップを3つに分けてご案内しています。
健康に飼う・仲良くなれる、が、この飼い方の目的です。
はじめに
この地下型の巣箱式の飼い方は、ハムスターの家に『地下型の巣箱』を使う飼い方です。ここで使用する『地下型の巣箱』方式の飼い方は、
【人を怖がって、警戒することを学んでしまったハムスターには、すぐには使用できません】
人が居るときには怖がって、家=『地下型の巣箱』から出て来ないので、トイレ掃除ができないからです。ステップの途中で困ったときは、管理者が、皆様の質問に直接お答えしますので、
初心者の方にも安心してスタートしていただけます。≪質問窓口≫
なお、ご質問は、この飼い方ステップ1~10に関するご質問に限らせていただきます。
※ 各ステップの日数は最短日数の目安です。
焦らずに、≪ハム君のペース≫で各ステップを確実に進めてください。
サイトマップ
ステップ 4 に進む
↑ ステップ10のハムちゃん
ステップ1 ● 事前準備。
(迎える前)まず、飼育セットを準備しましよう※

↑ 迎える準備が整った、飼育ケースの中です。
中央の黒丸が巣穴です。ハムスターの家の入口になります。
ハムスターが大喜びする巣穴が、この飼育セットの最大の特長です。

↑ これが巣穴の下の、ハムスターの家の地下型の巣箱です。
ハムスターの巣穴の三大習性の行動をすべてのハムスターが実現できる様に設計してあります。
ハムスターの家は『遮光布』を被せて真っ暗にして、【地下の環境】にします。

↑ 飼育セットの全景です。
地下型の巣箱の上に『遮光布』を被せてその上にケースが重なります。
なお、飼育セットは自作をお勧めしていますが、ジャンガリアンなどのドワーフ系(小型種)用につきましては、商品化して販売しています。
●また、現在使用しているお手元の飼育ケース、あるいは、ホームセンターなどにある収納ケースの底にに巣穴を開けて、地下型の巣箱の上に重ねる方法がお勧めです。
重要な確認事項
●この飼育セットの特長は巣穴があることです。巣穴の中はハムスターの家です。巣穴の上が自然界の地上になります。ハムスターにとってこの巣穴はとても重要な役割を持ちます。
●巣穴から出た時の地上の環境は、食べ物を採取するなどの、巣穴の外で活動する環境で、ステップ8以降では、皆さんとコミュニケーションを取る重要な舞台になります。
●地下の環境はハムスターの家です。一日の大部分を地下で生活するハムスターにとって、安全に健康に生活するために不可欠な家です。そのために開発した地下型の巣箱を使用します。
以上、ジャンガリアンなど小型種用の推奨飼育セットの例でご案内しました。
≪参考にしていただける、情報のページ≫
●この項の詳細な説明⇒ハムスターを迎える準備
■関連・参考⇒ハムスターの家『地下型の巣箱』
■関連・参考⇒ハムスターの床材
■関連・参考⇒ハムスターの巣材
■関連・参考⇒回し車の推奨理由はこちら
■関連・参考⇒推奨飼育セットでさらに詳しくご案内しています。
ステップ2 ● ハムスターを迎えましょう。
(迎える当日・1日目)■とても重要です
顔合わせ無し、もちろん挨拶なし、可愛がりも無しで、ハムスターに一切関わらない迎え方をしましょう。
この時ハムスターは知らないところに連れてこられて、『食べられてしまうのではないか』と、恐怖とパニックの真っただ中にいます。皆さんとコミュニケーションをとる心の余裕など全くありません。
このような時にかかわれば皆さんのことを恐怖の対象と記憶・学習してしまう場合があります。
旧来の飼い方には、ハムスターの気持ちを知った迎え方がありませんでした。
この迎え方をすれば、ステップ10以降でハムスターと仲良くなれます。よって、この迎え方はとても重要です。●この項は⇒ハムスターの気持ちで詳細に説明しています。
ペットショップから迎える場合の例です
●このときのハムスターの気持を是非わかってあげてください。
↑ ハムスターが入っています。
ペットショップで購入すると、このように、小さな箱に入れてくれます。
ハムスターにとってこの小箱の中は、最悪の環境です
何が何だかわからず、これから食べられてしまうかも知れないと、恐怖で一杯になっているかもしれません。皆さんの優しい『歓迎の気持』など知る由もありません。
なるべく動かないように、静かに丁寧に持ち帰ってあげましょう。
移動時の寒さ・暑さに気を付けてあげてください。

↑ 小箱の中のハムスター。家に到着しました。
【掴まないでください・可愛がらないでください】
ハムスターの迎え方には、ペットショップで購入する他に、知人などから譲ってもらう場合や、お子さんがもらってくる場合などがあります。いずれの場合でも、
迎え方で注意することは、この時点ではハムスターに関わらないことです。
ハムスターに皆さんのことを覚えさせないことです。
【とっても重要です】
●迎えたばかりの時には、特にお子様が居る場合には、観たがるし触りたがります。しかし、この時のハムスターはパニックの極致の状態です。
どこに連れてこられたかも解らず、怯えて、自分の運命がどうなるか?全く理解できていません。
そのうえ、50グラムにも満たないハムスターからは、小さなお子様でも、何百倍も大きな未知の動物です。
このときに関わると、お子様や皆さんのことを、こわい動物、脅威、と学習してしまう可能性が大きいです。
『怖い動物』と学習させてしまうと、ステップ8以降で仲良くなろうとするときに、怖がって仲良くなれない大きな原因を皆さんの方が作ってしまったことになります。
皆さんの優しさをすぐに受け入れることが出来る子犬や子猫とは全く違うことを知ってあげてください。
●迎えたときに一切関わらないことが、旧来の飼い方との、大きく異なる部分です。
≪参考にしていただける、この項の参照ページ≫
■関連・参考⇒ハムスターの気持ち
■関連・参考⇒関わらないっどういうことですか?
■関連・参考⇒ハムスターの性質
ステップ3 ●地下型の巣箱を与えましょう。
(迎えた当日・1日目)地下型の巣箱の与え方の手順
この項も、ハムスターには一切かかわらずに機械的に淡々と速やかに進めてください。
①
ハムスターが入った小箱の口を開けます。
ハムスターが外に出られる大きさに開けます。
②
小箱の開け口を巣穴に向けて置きます。
ハムスターが小箱から出たときに目の前に巣穴があるように置いてください。
開け口が小箱の上にある場合は、小箱を横倒しにして良いです。
③
しばらく、そのままにしておきます。
すぐに巣穴に飛び込む場合もありますし、人が近くにいる間は、警戒して小箱から出ない場合もあるし、人が静まり返る夜中になってからやっと動き出すハムスターなどさまざまです。
●今まで飼育していたハムスターの場合は、そのまま手で巣穴に入れてあげれば良いです。
④
ハムスターが巣穴に入ったら(小箱が空になっていたら)小箱を撤去します。
この時のハムスターの行動
●【地下の環境】の安全確認行動『地下型の巣箱』の中に入ったハムスターはすぐに、中が安全であることを確認します。
●【地上の環境】の安全確認行動
人が寝静まると、または人気がなくなると、巣穴から出てきて【地上の環境】を調べる行動を起こします。
●確認1. 【地上の環境】に脅威が無いこと。
●確認2. 食べ物が豊富にあること。
●確認3. 巣材が必要なだけ十分にあること。
●ステップ3は、迎えられた環境を、ハムスター自身が納得して受け入れる重要な時です。
自分が生きていくための必要な条件『家』『安全』『食べ物』『巣材』が揃っていることを確認したハムスターは、やっと少し落ち付くことができます。
●今まで飼っていたハムスターに、初めて『地下型の巣箱』を与える場合も、ステップ3をそのまま適用してください。
ここまでは、地下型の巣箱の環境にハムスターを迎え入れただけですから、失敗なく進めたはずです。ステップ8までは引き続き、ハムスターには関わらないことが成功のポイントです。
● ステップ 4 に進む
ハムスターの基本中の基本を知っていただくページを新設いたしました。
● 迷った時の相談窓口