ハムスターの飼い方 後半

ハムスターの飼い方 後半   ステップ6~10

  1. ステップ6  ● 皆さんと共存できることを、ハムスターが認識したことを確認します
  2. ステップ7  ● トイレ室の掃除を始めましょう
  3. ステップ8  ● コミュニケーションを始めましょう
  4. ステップ9  ● 『呼べば出て来る』オヤツ作戦を始めましょう
  5. ステップ10 ● ハムスターと仲良くなりましょう




『地下型の巣箱』のハムスター

ステップ6  ● 皆さんと共存できることを、ハムスターが認識したことを確認します。

(迎えて3日~5日目)

≪確認するハムスターの行動≫


● 皆さんの気配を感じたときに、すぐには巣穴に逃げ込まなくなれば、ステップ6通過です。

● ステップ6は、ステップ10以降で、ハムスターと仲良くなるための重要なステップです。ここはしっかりと見極めましょう。

知らん顔していれば、外に出ているけれど、
振り向いたり、見つめたりすると巣穴に逃げ込むというのが初期段階です。
飼い主が動いただけでも最初は逃げ込みます。
振り向かれたり、動いたり、目が合っても危険ではないということを次第に学習しますが、今は完全に無視してください。
すると、水を交換しているときなどに、巣穴から出てくるようになります。
 このときに、知らん顔をし続けていれば、「飼い主はキツネではない」「ヒツジの様だ」ということを学習するようになります。

そして、●皆さんが居ても、巣穴に逃げ込まなくなったら、共存の学習が出来上がったことになります。



≪ご注意≫
 この時はまだ知らんぷりデス。ヒツジさんですから「ハムスターなんかに興味は無い!!」に徹してください。
コミュニケーションはステップ8まで我慢しましょう。



ステップ7  ● トイレ室の掃除を始めましょう。

  (迎えて4日~1週間目)

●トイレ室の掃除をはじめましょう。
 関わらないとは言いながら、トイレ室のオシッコは、『砂っ固』で吸い取ってあげる必要があります。

≪上手な『砂っ固』の入れ方≫

ハムスターが【地上の生活環境】に出て来た時にだけ行います。
●掃除の初期は、『砂っ固』の投入だけを短時間に行います。

≪掃除のやり方≫

①『砂っ固』を用意しておきます。

②ハムスターが【地上の生活環境】に出てきたら、巣穴を食べ物入れなどで塞いで、『飼育ケース』⇒『遮光布』⇒『透明な観察板』の順に取り除いて、『地下型の巣箱』を露出させ、トイレのオシッコで濡れた場所に『砂っ固』を少し(スプーン一杯)だけ入れます。

③素早く元に戻して、巣穴を解放します。

④必死に巣穴を探していたハムスターが飛び込んでいきます。

これをしばらく繰り返して、拒否反応を起こさないこと確かめてから、、、、
●皆さんが手際よく慣れてきたら、オシッコを吸い取った『砂っ固』を回収して同僚の『砂っ固』を投入します。
トイレに『砂っ固』
↑ トイレ室に『砂っ固』を入れました。

濡れたティッシュを取り除き、オシッコで濡れた床に『砂っ固』を敷きました。

 上の写真は、『砂っ固』を入れる作業の3時間後くらいのものです。  新たに投入した『砂っ固』の上にオシッコの跡が確認できたので、トイレ対策が上手くいったと判断できます。

 上の写真の例では、『地下型の巣箱』の中は安全だということを学習していると判断できましたので(長年の経験です) 『砂っ固』を多めに入れました。

 初心者の飼い主さんは、ハムスターの緊張度を読めないので、『砂っ固』の投入加減が解らないですが、無理をしないで 、あせらないで、少しずつ『砂っ固』を投入すると良いです。
『砂っ固』を投入した直後に。他の部屋にマーキングし たり、入り口にバリケードを作ったら、侵入されたと感じた証です。最低でも二晩は作業を休んでください。※休まなくても良いように少しづつ入れてください。

【重要】

 ここまでは、『地下型の巣箱』の他の部屋には侵入禁止です。

トイレ砂交換以外は、他の物には絶対に触らないでください。

ハムスターか゜侵入されたことを感じると、警戒行動をとってしまい、ステップ10からの仲良くなるコミュニケーションが遅れる原因になります。

 コミュニケーションが取れて信頼関係が出来れば、『地下型の巣箱』の中をいじっても全く気にしなくなりますが、それはステップ10以降です。





ステップ8  ● コミュニケーションを始めましょう。

(迎えて4日目~1週間)  いよいよここから
『地下型の巣箱』方式の本当の楽しみが始まります。
 急がずに、
ハム君のペースで、
ハム君に楽しませてあげるつもりで、楽しいコミュニケーションを進めてください。


ハムスターは今日までに、飼い主が脅威でないこと学習しました
ハムスターの好奇心
↑この頃、このような行動が観察できます。
巣穴の奥から飼い主を観察している姿が見えます。
心に余裕が出てきて、飼い主への好奇心が絶頂期を迎える頃です。
これまで、無視していた効果です。

ハムスターの方からコミュニケーションを取るようになる直前の心理状態です。

好奇心が湧き出てくるときです。

 この様に、自分の家を持てたハムスターの心には余裕が出てきます。
 すると、ハムスターの心にもともと潜在していたとても強い好奇心が顕在化してきます。そして、その好奇心を飼い主に向けるようになっています。
 コミュニケーションの初期段階では、ハム君は、飼い主が本当に脅威ではないか、自分を食べるようなことは絶対にないか?確信が持てていません。
半信半疑の状態だということを知ってあげましょう。

この時に、巣穴がとても大切な役割を果たします。
 危険を感じたら、いつでも、安全な巣穴に逃げ込める。
と言う安心感をハム君が持つことができるからです。

 コミュニケーションを取りたくなければ巣穴に逃げ込めば良い。
 コミュニケーションを取りたくなかったら、巣穴から出なければよい。 という選択肢を与えることによって、
そこに留まっているなら、巣穴から出てきたなら、ハム君は飼い主とのコミュニケーションを望んでいる何よりの証であると、ハム君の心理を知ることができます。

 巣穴周辺のハム君の行動を観察することで、ハム君の心理を知ることができます

 つまり、巣穴を介したハム君の行動を観察することで、ハム君の気持ちを知ることができるという重要なコミュニケーション手段が巣穴なのです。

 これからコミュニケーションを進めていくうえで、この巣穴の効果を上手に活用することが欠かせません。
詳しくは≪巣穴の効果≫を参考にしてください。

 巣穴の近くでどのような行動を見せるか?それがハム君からのコミュニケーションの信号です。

 警戒心が強く、賢く、学習能力が高く、そして好奇心の強いハム君は、 飼い主とのコミュニケーションエリアをステップ8の①から④のように、段階的に広げていきます。

決して急がずに、ハム君のペースで進めましょう。

ハムスターの飼い方
↑パスタを使ってのコミュニケーション例です。信頼関係を深める効果があります。




ステップ9  ● 『呼べば出て来る』オヤツ作戦を始めましょう。

(迎えてから1週間以降)  『地下型の巣箱』方式の大きな特長に、呼べばいつでも、ハムスターが巣穴から出て来ることにあります。

   もちろんですが、呼ばれたら『何か良いことがある』ということを学習するから出て来るので、そのためには、●『呼べば出てくる』オヤツ作戦が効果的です。


ステップ10  ● ハムスターと仲良くなりましょう。

おめでとうごさいます。
ゴールです。
皆さんにとってホッとする嬉しいときです。

実は、ハムスターにとって皆さんの何倍も嬉しいときだということを知ってあげてください。

ハム君

『安全で安心できる家に住むことが出来て、しかも優しい飼い主さんに出会えて、僕はとっても幸せです』





●ハム君との楽しい世界が始まるのはこれからです。

ハムスターと仲良くなる方法を参考にしてください。