地下型の巣箱の欠点と失敗について解説します

『地下型の巣箱』のハムスター

地下型の巣箱の欠点と失敗について解説します

『地下型の巣箱』には構造的な欠点があります。
トイレ室を掃除しなければならないという欠点です。掃除をしなければ不潔になったりカビが生えて使えなくなります。
もう一つ欠点があります。
ハムスターに信頼されなければ『地下型の巣箱』を上手に使うことが出来ません。ハムスターがトイレ室の掃除をさせてくれないからです。
この二つの欠点は、ハムスターの飼い方で解決します。
ハムスターの飼い方に添って進めていただけば、すぐにハムスターと仲良くなれて『地下型の巣箱』を清潔に使用することができます。

このページは、『地下型の巣箱』は【カビが生える】【不潔になる】というSNSの情報をご覧になって心配している方に、安心して『地下型の巣箱』方式でハムスターを飼っていただく為のページです。


≪目次≫
  1. §1.『地下型の巣箱』の構造的な欠点はトイレ室の掃除です
  2. §2.次の欠点は、ハムスターに信頼されないと、トイレ掃除をさせてもらえないことです
  3. §3.三つ目の欠点は、自己流で使用すると失敗する可能性が高いことです
  4. §4.『地下型の巣箱』を不潔・カビが生えたと否定する人は、ハムスターに警戒されている人
  5. §5.『地下型の巣箱』方式は、ハードとソフトの融合です
  6. §6.『地下型の巣箱』方式は、どなたにも簡単に、ハムスターの世界を楽しんでいただける、新しい飼い方です

§1.『地下型の巣箱』の構造的な欠点は、トイレ室の掃除です。

トイレ室の掃除が不可欠です

 『地下型の巣箱』は、ハムスターが自然界の地下の巣穴と同じ行動ができる様に設計してあります。
自然界の地下の巣穴と同じ行動と言うのは、
●5室の中から寝室を決めて、そこに自分で寝床を作って安眠・熟睡する。
●貯蔵室を決めて、そこに食べ物を貯蔵する。
●トイレ室を決めて、そこだけにオシッコをして、他の部屋の清潔を保つ。
の三つの行動です。
この行動はハムスターの巣穴の三大習性で詳しく解説しています。

 このトイレ室を定期的に掃除をしてあげる必要があります。

【豆知識】
 観察と研究によって、ハムスターは、排泄用のオシッコは、隠れた安全な場所を決めてそこにするという【本能と習性】があることが分かりました。『地下型の巣箱』の中にトイレ室を作れるようにしてあるのは、この【本能と習性】の欲求を満たしてあげるためです。




§2.次の欠点は、ハムスターに信頼されないと、トイレ掃除をさせてもらえないことです。

 『地下型の巣箱』の中の掃除は、ハムスターが留守をしている間に行います。
巣穴から出て来てくれた時、その間に掃除をします。
しかし、飼い主がハムスターに警戒されていれば、ハムスターは巣穴から出て来てくれません
この様に「この飼い主は嫌だ!!危険だ!!」とハムスターに学習されてしまうと、 『地下型の巣箱』の中に入れてもらえなくなります。

よって、トイレ室の掃除が出来なくなります

『地下型の巣箱』が不潔だ!!という人や、カビを生えさせてしまう人は、ハムスターに『地下型の巣箱』の中に入れてもらえない人、ということになります。




§3.三つ目の欠点は、自己流で使用すると失敗する可能性が高いことです。

 ハムスターと信頼関係を構築するのは、実はとても簡単です。
『地下型の巣箱』方式のハムスターの飼い方の通りにやっていただければ、
皆さんが居てもハムスターが巣穴から出て来るし、
あるいは巣穴から出ているときに近づいても巣穴に逃げ込まなくなりますから、
飼い始めて一週間程度のステップ7で、トイレ室掃除を始めることが出来ます。

もし、一週間では出来なくて数日遅れたとしても、ハムスターはトイレ室でだけオシッコをしますから、他の部屋が不潔になることはありません。

自己流で上手くやれる人が時々います、しかし、、、

 人見知りの強い気難しい犬と、いとも簡単に仲良くなってしまうことができる特殊な能力を持った人がいます。ハムスターに対しても同じようなことが出来る人がいます。
 しかし、それでもハムスターに警戒されてしまったら、巣穴から出て来ませんので、そういう人は『地下型の巣箱』を正しく使用することが出来なくなります。

 この様な理由から、ハムスターに警戒されてしまう人は『地下型の巣箱』を不潔にしてしまうしカビを生えさせてしまいます。
自己流や工夫はまず一度『地下型の巣箱』を正しく使って成功体験をした後にしてください。

『地下型の巣箱』方式では、誰でもハムスターと信頼関係を構築できるように、ハムスターの飼い方をご案内しています。





§4.『地下型の巣箱』を不潔・カビが生えたと否定する人は、ハムスターに警戒されている人

 以上でご案内のように、『地下型の巣箱』はハムスターと仲良くなって、呼べばいつでも巣穴から出てきてくれる信頼関係ができていれば、いつでもトイレ室の掃除ができますから、不潔になることはありません。

ゴールデン系の大型種で失敗する人が目立ちます

 ジャンガリアンなどの小型種(ドワーフ)のオシッコの量は一回に0.1mm程度で微量なために、自己流で多少失敗しても、時間が経てば、仲良くなれますので結果オーライなのですが、ゴールデン系の大型種の場合は、オシッコの量が多いので、初期段階で信頼関係を築くことが出来なければ、ステップ7のトイレ掃除開始が遅れますのでトイレ室がすぐに汚れてしまいます。

ゴールデンの場合はなおさら、信頼関係を築くことを最優先にすることが肝心です。



 設備だけは『地下型の巣箱』にして、飼い方は旧来の考え方で、あるいは自己流で使用した人が、失敗をしているのは、以上の理由です。





§5.『地下型の巣箱』方式は、ハードとソフトの融合です

 『地下型の巣箱』方式の特徴は、ハードつまり飼育セット環境と、ソフトつまり飼い方の両面が揃って成り立つことです。ハードつまり飼育セット環境だけ揃えても上手くいかないのは上に述べた通りです。
その理由は、目には見えないソフトの方が、ハード以上に旧来の飼い方と大きく異なる部分が多いからです。

 一例を挙げれば、迎えたばかりのハムスターを歓迎して、皆で手に乗せたり可愛がったりすることは、ごく普通に行われていました。
これは、『地下型の巣箱』方式では、厳禁事項なのです。
この時、ハムスターは恐怖のどん底に居ることが分かったからです。
ハムスターを迎えたら、ハムスターがすっかり落ち着くまで、そっとしておいてあげて、皆さんに関心を向ける心の余裕がハムスターに出来たときに初めて自己紹介をすれば、簡単にすぐに仲良くなれます。ステップ8の頃です。
このことは迎えたばかりのハムスターに関わらない、、で詳しく解説しています。





§6.『地下型の巣箱』方式は、どなたにも簡単に、ハムスターの世界を楽しんでいただける、新しい飼い方です

 『地下型の巣箱』方式の飼い方の欠点が言われる理由の一つが、今までにない方法、旧来の飼い方を否定する部分がある方法だからです。
この飼い方の元になる思想は、近年の動物園の飼育の考え方・環境エンリッチメントと同列のものです。
皆様にも賛同してただけたら幸いです。

なお、実際に『地下型の巣箱』方式でやってみて、わからないことなどがありましたら、上・下段のQ&A・BBS・お問い合わせなどをご利用ください。