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ハムスターの≪巣穴の三大習性≫


≪研究報告≫   
  
  
   
             

ハムスターがハムスターらしく生きることができる飼育環境を研究

 自然界では、動物たちは皆、活き活きと生活しています。
それは、自分に合った環境を自分自身が選べるからであり、自分に合った環境を作れるからです。

 大自然の中でハムスターが、巣穴の中に
1.≪寝室≫と
2.≪貯蔵室≫と
3.≪トイレ室≫の
3室を作って生活しいることは皆さんも周知の事実です。

 この3室を作れる飼育環境こそが、一般家庭の室内と言う過酷な条件の中で、ハムスターを自然に近い環境で育てることができる絶対条件で有ることが解りました。

研究の大きな成果です

 そして、『地下型の巣箱』が完成しました。

『地下型の巣箱


 この、『地下型の巣箱』をもらったハムスターは、全てのハムスターが、例外なく、
大喜びで
≪寝室≫と
≪貯蔵室≫と
≪トイレ室≫の3室を作ります。



 ≪巣穴の三大習性≫の行動の実現

この『巣箱』をもらったハムスターは、

【第一の行動】 5つの部屋のどれかを寝室を決めて、自分で寝床を作り、そこで安眠・熟睡します。

【第二の行動】 そして、貯蔵室を決めて、食べ物を多量に貯蔵します。

【第三の行動】 さらに、トイレ室を決めて、そこだけにオシッコをして、他の部屋の清潔を保ちます。



↑ 『巣穴の三大習性』の行動 

 この三つの行動は、『地下型の巣箱』をもらったハムスターが、どのハムスターもが必ず見せてくれる行動です。
それは、本能と習性からの行動であることが解ったので、
この三つの行動に


 ≪ハムスターの巣穴の三大習性≫又は≪巣穴の三大習性≫

と名前を付けました。



 ハムスターの≪巣穴の三大習性≫ の行動

ムラサキ


↑ ムラサキちゃんが自分で作った『地下型の巣箱』の中(神戸・林さん報告)

この様に、『地下型の巣箱』をもらったムラサキちゃんは、
誰にも教えてもらわないのに、見事に≪巣穴の三大習性≫の行動を見せてくれました。

   

≪巣穴の三大習性≫の行動が実現できたハムスターの効果

効果1、健康になる

『地下型の巣箱』をもらって、≪巣穴の三大習性≫の行動が出来たハムスターは、とても健康に育つことが解りました。
健康に育つのは、ペットとしての飼育環境によるストレスが無くなるからだと推測します。

効果2、仲良くなれる
そして、飼い主にとても仲良くなれることが解りました。

仲良くなれるのは、ストレスが無くなったハムスターの心に、潜在していた好奇心が顕在化して、その好奇心を飼い主に向けるようになるからです。




≪巣穴の三大習性≫の研究(試行錯誤や数々の比較実験などに基づいて、ハムスターに理想の飼育環境を作るための研究)は、1995年から始まりました。

そして完成した『地下型の巣箱』は、2004年に公的機関に認められました。

そのころに、動物学者の方々から【環境エンリッチメント】の研究成果が発表されるようになりました。
私がこの言葉を知ったのは、旭山動物園の小菅正夫園長(当時)の著書からです。

≪ハムスターの巣穴の三大習性≫または≪巣穴の三大習性≫は、
『地下型の巣箱』が発信している新造語です。

コピー可です。

ご自由にご使用ください。皆様に、ハムスターの習性を正して知っていただくお役にたてれば幸いです。

2013年3月5日


 
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