ハムスター 飼い方
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【1匹だけ】を【正しく飼育】することからはじめましょう。 【1】 【1匹だけ】飼育することの大切さと理由。 この理由は、 もともと、ハムスターはとても広い縄張りに、一匹だけで生活している動物だからです。 犬などと違って、ハムスターは一匹だけで飼育されることを好みます。 ハムスターは一匹だけ飼育しているときは単純で分かりやすい行動を取ります。 しかし、近くにもう一匹が飼育されているときは、とても複雑な行動を取るようになります。 飼育ケースが多少離れていても、近くに相手のにおいと音を感じれば、追い払うために縄張り主張の行動を起こします。 この行動がとても複雑なために、飼育者を惑わします。 【一匹だけを飼育すれば、ハムスターの基本的な本能と習性を正しく知ることが出来ます】 もともとハムスターは本能と習性が行動にはっきりと表れる、分かりやすい動物なので、 ハムスターの基本的な本能と習性を飼い主としてマスターしてしまえば、飼育は簡単です。 決して難しくありません。 基本的な習性は、巣穴の行動に表れます。 @自分で寝室に寝床を作って熟睡します。 Aトイレ室を決めて、そこにオシッコして、寝室などを清潔に保ちます。 B貯蔵室を決めて、頬袋で食料を運びこんで貯蔵します。 これをハムスターの巣穴の3大習性と言います。 まず、【1匹だけ】を【正しく飼育】することで、 ハムスター本来の、寝室作りの行動、オシッコの習性、貯蔵の行動を観察することが出来ます。 ハムスターから直接教えてもらえば、ハムスターをより正しく理解してあげることが出来ます。 ということで、はじめに一匹飼育してしっかり観察してハムスターの習性を良く理解すれば、 二匹飼っても困らないでしょう。 二匹を飼育するのは、ハムスターをマスターしてからにしましょう。 もし、ハムスターをマスターしないうちに2匹目を飼うと、、、。 ハムスターは、とても複雑な行動を取るように見えます。 参考のために、二匹(以上)飼育しているときに顕著になるハムスターの行動の主なものを以下に挙げておきます。 ●マーキング行動 『地下型の巣箱』の通路や部屋の中にもマーキングのオシッコをするようになる場合もあります。 そのために、トイレのオシッコと、マーキングのオシッコとの違いが分かりにくくなり、戸惑います。 2匹飼っている方から、オシッコについてのご相談を沢山いただきますが、この区別が付けにくいのだと思います。 ハムスターのオシッコの問題を解決する場合、トイレのオシッコの対策と、 マーキングのオシッコの対策では対処方法が異なります。 ●発情期の行動 雄・雌を一部屋で飼育すると、普段は縄張りから追い出そうとしてマーキングを盛んにしますが、 発情期になると、なんとしても逢いに行こうと、普段かじらない場所をかじったり、よじ登ったり、それはもう必死の行動を取ります。 この行動も、一匹の時にはありませんので、一匹の時の行動を良く観察していた方には、 発情期の行動であることが容易に判断できます。 ●強いハムスターのストレス ハムスターはお互いの姿が見えなくても、においと音で相手の存在を感じ取ってしまいます。 ハムスターは、においで強い方、つまりこの縄張り(部屋)が誰のものかを判断します。 強い方のハムスターにとっては、弱い相手を遠くに追い払いたいのに、追い払えないというストレスに毎日さらされます。 ●弱いハムスターのストレス 弱い方のハムスターにとっては、相手の縄張りから逃れたくても逃れられないというストレスに毎日さらされます。 このストレスは、一緒の飼育ケースに入れたら殺し合いをするほどにエスカレートする場合もある、とても強いものです。 特に弱い方のハムスターにとっては毎日のストレスが蓄積して、物をかじり続けるなどの奇行が起きたり、 過食になるなど健康に影響します。 ●飼い主に馴れにくくなる ハムスターにとって、縄張りを守ると言う生存がかかった問題が最優先されてしまうので、 当然、寝床作りや、貯蔵もおろそかで雑になります。 そして、重要なことは、 飼い主とコミュニケーションを取るという心の余裕が、ハムスターの方に無くなってしまうことです。 「群れで生活する本能が備わった犬を二頭飼育するのとは、全く違う現象が二匹のハムスターの間にストレスを起こしてしまう」と言うことを、 ハムスターを飼育する方は良く知っておきましょう。 複数匹飼育する場合には、『地下型の巣箱』を聖域化してあげることが大切です。 【地上の生活環境】では縄張りを主張しなければならないが、 【地下の生活環境】つまり『地下型の巣箱』の中は、侵入者のない100%安全・安心な自分の世界である。という環境を作ってあげることで、 それぞれのハムスターのストレスを軽減してあげることかが出来ます。 【2】 次に『正しく飼育』することをお薦めいたします。 これは、飼育環境のことです。 ●20年以上前には、ハムスターがどういう習性を持った動物であるかが分かりませんでした。 その頃、ハムスターは実験動物の飼育方法で飼育されていました。 実験動物には巣穴の生活をさせる必要はありませんし、狭いケージで十分でした。 ところが、この時の飼育方法(=複数の部屋の家が無くて狭い飼育環境で飼育する)が、 ハムスターの正しい飼育方法として定着してしまい、普及し現在に至っています。 ●20年以上もの間、ハムスターの家がどういうものであるかが研究されずに、飼育環境は進歩していないのです。 一生まともな家の生活ができないハムスターのストレスは相当なものです。健康を害します。 ●すでに、ハムスターの家を研究するまでもなく、 地下の巣穴の複数の部屋を上手に使い分けて生活しているハムスターの習性を、今では誰もが知っていることです。 さらに、 1.寝室に自分で寝床を作って安眠する。 2.トイレ室を作ってそこでオシッコをして巣の中を清潔に保つ。 3.頬袋を使って貯蔵をする。 という、巣穴の中の3大習性もわかっています。 『正しい飼育』とは、この3大習性を叶えさせてあげられる、 【地下の生活環境】を備えた飼育環境で飼育してあげるということです。 巣穴の3大習性を叶えさせてもらったハムスターは、活き活きとして、ハムスター本来の姿を私たちに見せてくれます。 ●鳥に、巣と羽ばたく空間が必要なように、 ハムスターには、【地下の生活環境】と【地上の生活環境】が必要です。 ●【地下の生活環境】と【地上の生活環境】を備えた飼育環境で飼育してあげると、ハムスターのストレス症状 (オシッコをアチコチにする・ケースをかじり続けるなどの奇行・太る・噛む・病気になりやすい)の大部分は、解消し とても健康に育ちます。 ●ハムスターはとても活発です。できるだけ広いスペースで飼育してあげましょう。 【3】 【1匹だけ】を【正しく飼育】すると、ハムスターとのすばらしいコミュニケーションの世界が開けます。 ●【1匹だけ】を【正しく飼育】してあげると、ハムスターの本当の姿を私たちに見せてくれます。 ハムスターは勇敢で活発で学習能力が高くてとても好奇心が強い動物であることが分かります。 好奇心が強いのは習性の一部ではないかと思っています。 飼育ケースの近くで声を掛けたり、カサコソと音を立ててあげると、 飼い主のことが気になって気になって、確かめなくは居られなくなって、 巣穴の近くまで、様子をうかがいに出てきます。 やがて、飼い主が敵でないことを、 しっかりと学習してくれます。 すると、優しく声を掛けながら、手でおやつをあげると、手に載って来る様になり、 ハムスターは、私たちとのコミュニケーションを強く求めるようになります。 そうすると呼べば何時でも『地下型の巣箱』から出てきてくれるようになります。 ハムスターは、学習能力がとても高くて、とても賢い動物であることを実際に体験していただくことが出来ます。 【4】 2匹のときのハムスターの心理 ●2匹の飼育では、本能と習性の全てが、相手のハムスターの方に向いてしまい、飼い主の方には向きません。 飼い主と楽しくコミュニケーションを取るなどと言う心の余裕がなくなってしまいます。 これは習性ですから仕方の無いことです。 ●良いコミュニケーションを取るためには、一対一が一番です。 2匹を飼育するのは、ハムスターとの一対一で飼育に自信が付いた後にすることをお薦めするのは、 主に以上の理由からです。 【5】 2匹を上手に飼育するには、 ●『地下型の巣箱』の中をハムスターの聖域にしてあげることです。 ●ハムスターの学習能力の高いことを利用します。 ●縄張りに他のハムスターがいるのは気になるが、『地下型の巣箱』の中だけは自分の聖域で誰も入ってこない。 と言うことを学習することで、ハムスターは、『地下型の巣箱』の中にいるときはリラックスするようになり、落ち着きます。 『地下型の巣箱』の中ではマーキングをしなくなります。 聖域にしてあげるためには、『地下型の巣箱』の中への侵入は飼い主といえども厳禁です。 『地下型の巣箱』に居るときに侵入されると、ハムスターにとっての聖域はなくなってしまいます。 『地下型の巣箱』の中にマーキングをするかしないかで、聖域と認めているか認めていないかを判断することが出来ます。 ハムスターは一度の侵入をいつまでも記憶して警戒します。 ハムスターは 小さな命ですが、活発で賢くて、大きな感動を沢山持っています。 ハムスターには、まだまだ知られていない魅力が沢山あると思います。 ハムスターの側に立って、ハムスターの心をわかってあげれば、ハムスターは飼い主の優しい心を必ず感じ取ってくれます。 【次へ】
≪基本的な項目≫
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