ハムスターに子供を産ませたいのですが。母ハムスターの子育てを観察したいです。と希望される方へのページです。

ハムスターに子供を産ませたい。

ハムスターの出産

  1. §1.【番の場合の注意は、縄張り争いのストレス】
  2. §2.【近親の結婚は禁止】です
  3. §3.【交尾】のさせ方
  4. §4.母ハムスターの【出産の準備】
  5. §5.【出産】
  6. §6.育児の感動シーン
  7. §7.しかしながら、出産を安直にはお勧めできません

§1.【番の場合の注意は、縄張り争いのストレス】

 交尾のためには、一時的にでも番(つがい)で飼う必要があります。
発情期以外は、1対1の対等の関係ですから、縄張り争いをします。詳しくは、二匹飼いの弊害を参照してください。
争いを和らげるために、2匹別々に夫々の『地下型の巣箱』で生活させるのが良いです。
出来れば、縄張り争いのストレスを軽減したいので、部屋を別々にしてあげるのが良いです。
ブリーダーの場合は、子を増やすことが目的ですからこのような配慮はされません。


§2.【近親の結婚は禁止】です

 交尾の相手は近親でないこと。
人間の場合でも近親結婚は法律で禁じられていますが、病気に弱い体質の子が生まれる確率が高くなるからです。
ペットの場合も同じです。
特にジャンガリアンの場合は近親でなくても、パール同士の組み合わせはしないようにしてください。 詳しくは遺伝で説明しています。


§3.【交尾】のさせ方

 番で飼えば雌の発情期に雄がしきりに飼育ケースから出たがります。
落ち着きがなくなるのですぐにわかります。
その時に一緒にすればすぐに交尾します。
しばらくして落ち着いたら、別々に離します。


§4.母ハムスターの【出産の準備】

 よく観察していると母ハムスターの出産準備の行動を観察することができます。

まず、食欲が増えます。
食べるモノの種類が変わります。
貯蔵室の貯蔵物が増えます。
出産間近になると、寝室(育児室になる)に巣材をたくさん持ち込むようになります。

やってあげること

巣材と食べ物を切らさないようにします。この時期に巣材が少なかったり食べ物の量が少ないと母ハムスターは、子供たちのための量が少ないという不安でストレスになります。


§5.【出産】


【出産】

 ジャンガリアンの例では、交尾から早くて18日目、遅くても21日目には出産します。

『地下型の巣箱』で健康に生活している母ハムスターなら、8~10匹程の子供を出産します。

飼育経験の浅い飼い主でも、ここまでは、簡単に進んでしまいます。

『地下型の巣箱』は母ハムスターの子育てシーンを、母ハムスターを警戒させることなく、つぶさに観察することができます。

ただし、『透明な観察板』越しの観察は、それまで以前に信頼関係を築いていることが必要ですが。


§6.育児の感動シーン

 実は『地下型の巣箱』の大部屋は、母ハムスターが育児室に使用するための部屋です。
そして、母ハムスターの子育てシーンを母ハムスターを警戒させることなく、『透明な観察板』越しにつぶさに観察することができます。
 母ハムスターの子育てを観察すると、命の大切さを直に心に刻み込むことができます。
そして、子供たちを献身的に世話する母ハムスターの賢さ・熱心さには感銘を受けます。

母ハムスターの出産育児を、多くの皆様に是非とも体験していただきたいと思っております。ハムスターの究極の感動シーンの数々がそこにあるからです。



§7.しかしながら、出産を安直にはお勧めできません

【簡単にはお勧めできない第1の理由】

   ●簡単にはお勧めできない理由の一つは、出産させるなら、その前に、ハムスターを正しく知ってからにしていただきたいこと。

 そのためには、一匹だけのハムスターを良い環境で飼育して、ハムスターの本能と習性を良く観察して、ハムスターの良き理解者になっていただきたいこと。

 つまり、ハムスターを正しく飼育できる知識を身につけてから、出産させることをお願いいたします。

 ハムスターはネズミの仲間ですから、とても強い繁殖力を持っています。したがって、ハムスターの初心者でも番で飼えばほぼ子供が生まれます。


 

【簡単にはお勧めできない第2の理由】

   ●そして、もう一つの簡単にはお勧めできない理由は、
生まれ育ち、巣立つ子ハムたちの将来の幸せに十分にご配慮いただきたいことです。

 産まれたら、誰かに引き取ってもらえば良いというだけでは、その子たちにとって責任ある飼い主とは言えません。
子ハムたち8匹のもらい手を探すのは、どなたにも出来るかもしれません。
しかし、1匹の子ハムを幸せに飼育してくれる人を8人探すのはとても大変なことです。
『地下型の巣箱』入澤二郎が、皆様に出産育児の体験をお勧めしていない理由がここにあります。
出産育児と言う、素晴らしい感動シーンの数々を、ハムスターの素晴らしさの究極を皆さんに、是非とも体験していただきたいと願う一方、子供たちの将来をおろそかにすべきでないというパラドックス。とても悩ましい部分です。