ハムスターの飼い方
Q&A
 食べ物の与え方

こんにちは  ↑ 頬袋が満タンです。 ストレスが無い顔です。

≪このページの要約≫

これまでの通説とは異なる、食べ物の与え方をご案内しています。

ハムスターの飼い方  食べ物の与え方  ハムスターQ&A

 このホームページのハムスターの飼い方の、食べ物の与え方の特徴は、
①いつでも食べられる状態にしてあげることと、
②貯蔵をさせることの二つです。

 一般に常識化されている、●量を決めてあげるとか、●あげる時間を決めるなどの手法とは大きく異なります。
その理由は、
このホームページのハムスターたちは、自分で【必要なものを必要なだけ食べる】という【本能と習性】で食べるからです。


ここでは、給餌方法を具体的にご案内しています。



≪詳細≫
 この飼い方の給餌方法の基本的な考え方につきしては、ハムスターの餌の与え方と、肥満を心配する方の為のページで詳しくご案内しております。



【目次】
  1. §1.いつでも食べられる状態にしてあげる。

  1. §2.何をどれだけ食べるかは、ハムスターが決めます。

  1. §3.貯蔵する食べ物は、外出させて探させるか、コミュニケーションを取りながらの手渡しが理想です。

§1.いつでも食べられる状態にしてあげる

ハムスターの食べ物の与え方
↑食べ物の与え方の見本です。

【方法】
 食べ物は、ハムスターが食べたいと思った時にいつでも食べられるように、主食と副食と新鮮な野菜を常備してあげてください。

 何をどのぐらい食べたか?を良く観察して、減った食べ物を補給して、古く傷んだものは取り除いて、常に、 良質のものを選んで食べられるような環境にしてあげます。特に野菜果物は自然界と同じように、新鮮を保ってください。

【野菜・果物】
野菜や果物は、切らずになるべく大きい状態であげるのが良いです。
理由は、
①大きい方が切った時よりも新鮮さが保てる。
②小さいと巣穴に持ち込んで貯蔵してしまう。

【オヤツ】
オヤツは手渡しです。ステップ8以降のコミュニケーションのときに、ちょっぴりずつあげましょう。

≪犬猫への与え方とは大きく異なりますのでご注意ください≫

 犬や猫は、今ここに食べ物が無くても、パニックにはなりませんし、ストレスも受けません。
彼らは時間になればもらえることを知っているからです。
人間も同じです。

ハムスターは、今ここに食べ物が無ければ、パニックになるし、不安になって強いストレスを受けます。

 時間になればもらえるというルールが理解できないからです。
『食べ物がない!!大変だ!!』という心理になり、食べ物に関わるストレスはとても大きく心身に影響してしまいます。
また、別のページで詳しく触れますが、ハムスターの食事は人や犬のように1日に数回の食べる方法でなくて、常に少しずつ食べ続ける食べ方です。食い溜めができません。

 今、目の前に食べ物が無ければ、今居る環境は食糧不足だと判断します。
この判断が、その場から逃れて、別な場所に行こうとする脱走行動を励起します。そして、脱走できなくて大きなストレスに発展してしまいます。
 

§2.何をどれだけ食べるかは、ハムスターが決めます

 ハムスターに限らず、自然界の動物には肥満はありません。

 その仕組みは、『必要なモノを必要なだけ食べる本能』が彼らの中に正しく働いているからです。

【例1】空腹でないライオンは近くに美味しいごちそうが歩いていても襲ってたべることはありません。
従って、肥満のライオンもいません。

【例2】美味しい草が豊富にある草原のシマウマが、食べ過ぎて肥満になることもありません。
 食べ物が豊富にある場所に棲息している動物たちが決して肥満にならないのは、この『必要なモノを必要なだけ食べる本能』が正しく働いているからです。
食べ物が豊富にあれば、逞しくなったとしても、肥満にはなりません。

 ハムスターにもこの【必要なものを必要なだけ食べる】【本能と習性】が備わっています。

『地下型の巣箱』方式の飼い方の基本は、ハムスターがDNAにしっかりと持っている【必要なものを必要なだけ食べる】という【本能と習性】を自然のままに発揮させてあげることです。

このホームページの飼い方の特徴が、ハムスターに【必要なものを必要なだけ食べる】【本能と習性】を発揮させてあげられることです。



§3.貯蔵する食べ物は、外出させて探させるか、コミュニケーションを取りながらの手渡しが理想です。

 ハムスターには、食べ物を大量に貯蔵して安心するという【本能と習性】があります。
貯蔵用の食べ物は、飼育ケースの外で見つけた食べ物を持ち帰って貯蔵する行動が普通に見られます。

 ステップ10以降に、コミュニケーションの一環で、食べ物を与えると、頬袋に詰め込んで家に持ち帰って貯蔵します。

【お願い】  このページでQ&Aご相談の対象になるハムスターは『地下型の巣箱』で生活しているハムスターです。
家がないストレスに晒されていてストレス食いの恐れのあるようなハムスターには参考にならない場合がありますのでご注意ください。



≪ハムスターの食べる行動に関する報告などを下記にまとめました≫

食べ物に対するハムスターのふたつの行動≪研究報告≫

食べ物の与え方このページです。

ハムスターの貯蔵行動

ハムスターの『巣穴の三大習性』

肥満を心配する方へ







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