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ハムスターの家は暗くしますか

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『遮光布』は必要ですか?


遮光布には3つの役割があります。
@『地下型の巣箱』の中を暗くしてあげる。
A警戒させることなく『地下型の巣箱』の中の生活を観察することができる。
B保温と隙間風を防ぐことができる。

@『地下型の巣箱』の中を暗くしてあげる。

巣穴の中=ハムスターの家の中を暗くしてあげる『遮光布』は、重要です。

 このことは、遮光布で暗くした『地下型の巣箱』と遮光布を設けない『地下型の巣箱』を用意して、どちらでも自由に選べるようにして、実験すると、すべてのハムスターが、遮光布で室内を暗くした『地下型の巣箱』を自分の家に選ぶことでわかります。


↑ 『遮光布』の使い方 

『透明な観察板』の上に被せます。
巣穴の生活を観察するときに『遮光布』をそっとめくります。
ハムスターは、めくられても危険はないということを学習しますので、学習した後には、めくって観察しても、嫌がらないようになります。



『遮光布』が必要な理由は実に簡単なことです。

 自然界のハムスターの家は、地中の巣穴です。
つまり、ハムスターの家はもともと真っ暗なのです。
ハムスターは、家の中が真っ暗でも、何不自由なく生活しています。
【寝室】や【トイレ室】や【貯蔵室】を正確に使い分けるし、どこに何を蓄えたかも正確に覚えています。


 真っ暗では不自由ではないか?と考えてしまうのは、人の価値観です。

 光の届かない安全な寝室の暖かい寝床で、安眠・熟睡すれば、健康になります。



↑ 『遮光布』を被せた『地下型の巣箱』の設置状態です。 

 以上のように、『地下型の巣箱』の『透明な観察板』の上に被せる『遮光布』は、ハムスターの健康を維持するのに、とても大きな効果を発揮しています。

 日中に明るい状態で飼育する旧来の飼育方法では、このことに=ハムスターは真っ暗な家の中で生活している動物なのだということに、全く配慮していません。
 病気の元になるストレスの鬱積の大きな原因になっているのではないかと懸念しています。

A警戒させることなく『地下型の巣箱』の中の生活を観察することができる。

初めのころは隅っこをそっとめくって短時間観察。
慣れてきたら大きくめくって観察しても警戒しないので、巣穴の生活を観察することができます。

B保温と隙間風を防ぐことができる。

『遮光布』が厚手であれば、寒い外気から『透明な観察板』が冷えるのを防いでくれます。
『透明な観察板』が冷えると中が結露して反る原因になります。
また、『透明な観察板』が反って隙間ができても、『遮光布』が被せてあれば、ハムスターが嫌う隙間風を防げます。






≪対象のハムスターと回答者≫
 ここは、『地下型の巣箱』方式で飼育しているハムスターを対象にしております。
※『地下型の巣箱』に住んでいないハムスターには該当しない場合がありますので、ご注意いただきたくお願い申し上げます。

 このQ&Aは、『地下型の巣箱』入澤二郎が責任を持って回答しております。

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