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ハムスターの『地下型の巣箱』の再利用について

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Q【前のハムスターが使っていた『地下型の巣箱』を、新たに迎えるハムスターに使用できますか?】


A【使用できます】

 自然界のハムスターが巣離れの時、母親から離れて一人になって、一番最初にする行動が、敵から身を守るための≪隠れ家≫、つまり≪自分の家≫を探すことではないかと推測しています。
 警戒心がきわめて強く、しかも縄張り意識が強いハムスターですから、のんびり家さがしをするなどと言うことは考えられません。
 自然界では、新たに巣穴を掘って家を作るハムスターもいるでしょうが、空き家を自分の家にするハムスターもいるはずです。
 自然界と同じように、『地下型の巣箱』があれば、ハムスターは喜んで自分の家にします。飼い方Tの通りに、普通に与えて良いです。
 迎える時には、『地下型の巣箱』に自分から入るまでの数日間を過ごす、仮の家を用意しておくと良いです。



【洗い方のポイント】

 先住者の臭いをなるべく薄めてあげると良いです。
先住者がきれいに使用していたなら、そのまま使用しても差し支えありませんが、汚れ特にオシッコのシミが目立つようなら、水洗いをしてください。
 アンモニア臭がするようであれば、台所用の漂白剤を薄めてその部分を洗えば、効果があります。
 ただし浸け洗いは絶対にしないでください。『地下型の巣箱』はハムスターのために、表面塗装をしておりません。浸けておくと、水分が染み込んで木部が膨張し、乾いた後に、板目に隙間ができるなどの変形が起きます。
流し洗いをして、風通しの良い日陰で良く乾燥させれば、そのまま使用できます。



【『地下型の巣箱』をもらったハムスターの行動】

 『地下型の巣箱』をもらったハムスターは、初めは警戒します。嗅覚が発達しているので、先住者の存在を察知します。
 しかし、ハムスターは『地下型の巣箱』を渇望していますので、警戒しつつも、自分の家にしようとします。
警戒心の強いハムスターの場合には、多少時間がかかりますが、見守ってあげてください。




≪対象のハムスターと回答者≫
 ここは、『地下型の巣箱』方式で飼育しているハムスターを対象にしております。
※『地下型の巣箱』に住んでいないハムスターには該当しない場合がありますので、ご注意いただきたくお願い申し上げます。

 このQ&Aは、『地下型の巣箱』入澤二郎が責任を持って回答しております。

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