ペットのクーラー『ペットの冷房器』の冷える仕組み

うさぎの冷房

ペットのクーラー『ペットの冷房器』の冷える仕組みの説明

まずは、簡単な原理を説明いたします。

§1.夏にペットショップに並ぶヒンヤリするプレートが原点です。

≪ヒンヤリプレート≫で検索すれば、実に沢山のアルミニウムの板を見ることが出来ます。

● ヒンヤリしたところに寝そべって涼むのが、ペット達の習性です

このアルミニウムの板は夏になると、とても沢山売れます。
ペット達も乗って涼みます。

● 長続きしないヒンヤリ感

 しかし、アルミニウムの板はペットの体熱で温まればヒンヤリ感が無くなります。

● アルミニウムの板を電気で冷やし続けるのが、この、ペットの冷房器です。

 最新の技術(特許出願済み)で、ペットが満足するまでヒンヤリ感が持続するペットの冷房器です。

このページの目次
  1. §1.ペットが喜ぶ、ヒンヤリ感の仕組み
  2. §2.冷蔵庫と似ている冷やす仕組み
  3. §3.『ペットの冷房器』の熱交換器


さらに詳しい技術内容は『ペットの冷房器』の技術情報のページをご覧ください。



§1.ペットが喜ぶ、ヒンヤリ感の仕組み

● 心地良いヒンヤリ感は、温度の低さではなく優しい吸熱力が持続すること

暑いときペットたちは本能的にひんやりした場所を探します。

● ペットが喜ぶヒンヤリ感は

  ペットが喜ぶヒンヤリ感は、人が素足で載ってみて1~3分間ほど吸熱を体験して、『素足では冷えすぎるかな?』と感じる程度が良いことが解っています。
足でなくても手を押し付けても同じ体験をしていただけます。

● 気温よりわずかに低い温度の冷却プレート

 ペットの冷房器の冷却プレートは、気温よりわずかに低い温度、気温30℃の時には28~29℃ほどの温度で待機します。

 

● ペットが載ると吸熱が始まります

 ペットが載ると、ペットの体温が冷却プレートに移動します。
ペットの体温が38℃の場合、冷却プレートが29℃であれば、9℃の温度差で体熱が移動します。
体熱が移動することで、ペットは心地よいヒンヤリ感を味わえます。
冷却プレートに移動したペットの熱は、冷却プレートに留まらずに放熱筒に移動して放熱します。これが特許出願済みの技術です。
冷却プレートはペットの体熱で温まることが無いので、ペットが載っている間、ヒンヤリ感が持続します。
ペットは、満足するまで冷却プレートで涼むことができます。

犬の冷房器
↑暑がりワンちゃん・散歩の後にヒンヤリ感を満喫中です。

§2.冷蔵庫やエアコンと同じ冷やす仕組み

まず、この冷房器の仕組みの簡単な説明図をご覧ください。

冷蔵庫にはコンプレッサーが、ペットの冷房器には熱交換器があります

 冷蔵庫を冷やしている心臓部はコンプレッサーです。冷蔵庫の下の奥にありますので見えませんが、モーターが回る音が聞こえるのでわかります。
 ペットの冷房器にも同じ役割の熱交換器が内蔵してあります。
ただし純電子式ですので音も振動もありません

冷えるのは吸熱の作用

 冷蔵庫が冷えるのは庫内の熱をコンプレッサーの冷媒(ガス/一部液体)で吸い取っているからで、吸い取った熱は冷蔵庫の背面などから室内に放熱しています。冷蔵庫の背面が暖かいのは吸い取った熱を放熱しているからです。
冷えるのは、吸熱があって放熱があるからです。

エアコンの仕組みもペットの冷房器も同じ仕組みです

 エアコンには室内機と室外機があります。室内機は部屋の空気から吸熱して部屋の温度を下げます。吸熱した熱は室外機に運んで外に放出します。
吸熱は室内機で放熱は室外機です。

ペットの冷房器も吸熱して放熱しています。

 ペットの冷房器はペットが冷却プレートに載ると、ペットの体熱を冷却プレートが吸熱します。冷却プレートに移ったペットの体熱は熱交換器が放熱筒に運んで放熱します。
ペットが載っている間はずっと吸熱が続きますので、ペットは好きなだけヒンヤリ心地良く涼むことが出来ます。
吸熱が冷却プレートで熱交換器を介して放熱が放熱筒です。



§3.ペットの冷房器の熱交換器

ペットの冷房器の熱交換器
↑ペットの冷房器の熱交換器の収納部

●超小型・超省エネ・高性能熱交換器を搭載

 ペットの冷房器にも吸熱と放熱をする熱交換器が搭載されています。
ただし、冷蔵庫の熱交換器のようにモーターを使用した大きなモノでなく、
厚さが3cm未満、縦横10cm未満の、超薄型で省エネ高性能の純電子式の熱交換器(特許出願済み)です。

 ペットの冷房器はこの熱交換器が冷却プレートのペットの熱を吸熱します。吸熱した熱を熱交換器が、放熱筒で放熱します。

熱交換器の詳細は、技術情報のページをご覧ください。