ハムスターの『地下型の巣箱』の誕生
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【 きっかけ 】
発端は、小学校3年生の娘が先生からジャンガリアンを頂いたことです。 それは10年以上前のことです。 このとき私は、ジャンガリアンのことを沢山学ぶことができました。 そして、疑問が湧いたのが、『飼育の方法』と『ハムスターの家』です。 (疑問1) 寝室や食糧貯蔵庫やトイレなどの複数の部屋をもった地下の巣穴で 一生の約2/3を過ごすということが分かっているのに、 飼育方法には、そのことが全く考慮されていない。 (疑問2) しかも、リスや小鳥用の巣が『ハムスターの家』になっている。 寝室は?食糧貯蔵庫は?トイレ室は? そこで、地下にもぐったつもりになれること、複数の部屋があることを課題にして、 自作することにしました。そして出来上がったのが『地下型の巣箱』の原型です。 この『地下型の巣箱』をケージ(当時は水槽を使いました)の中に入れたら、 すごいことが起きました。 今まではケージの外に出ているときと回し車を回しているとき以外はグータラしていた ハム君が突然活発に動き回り始めたのです。 なんと巣作りを始めたのです。 急いで巣材になりそうなものをケースの中に入れてあげました。 そして出来上がった巣は、本が説明している自然の巣の構造そのものです。 集めた材料で丸いベッドを作った寝室。 ひまわりのたねなどが積んである食糧貯蔵庫。 トイレの部屋も決めている。 いったいこんなこと、 どこで覚えたんだろう?故郷で生活していたのは、 おばあちゃんのおばあちゃんの何10代前のご先祖様かも分からないのに。 このときハムスターの本能ってすごいと感激しました。 そして、環境を整えてあげると、木の巣箱をとても清潔に使用することも分かりました。 よくよく考えてみれば、身の回りを清潔にすることは当たり前のことであって、 自分の家をオシッコだらけにして住めなくしてしまうなんていうプログラムは ハムスターのDNAには無いのです。 なお、ハムスターのオシッコ対策については、 どの飼育書にも詳しい説明が見当りません。 皆さんから最も問い合わせが多い項目ですので、 『巣箱とオシッコ』の特設コーナーを設けました。 ハムスターのオシッコの本能と習性について詳しく説明してあります。 ハムスターを飼育する方は是非読んでください。 いつでも観察 『地下型の巣箱』は天井が取り外しのできる『透明な観察板』にしてあります。 ハムスターにはモグラの趨蝕性に似た本能があるのではないかと私は思うのですが、 巣の中の閉鎖状態が変化しない限り光が入っても嫌がる様子をあまり見せません。 この習性を利用して、巣の中の生活をいつでも観察できるようにしたものです。 ハムスターをよく観察することは、ペット管理でとても重要なことです。 日頃良く観察していれば、体調の変化もすぐわかってあげることができます。 コミュニケーションにもつながります。 第一、巣の中で何をしているか?とっても気になります。 『透明な観察板』はハムスターを怖がらせることなくいつでも覗ける仕掛けです。 巣箱のストレスから開放されたハムスターは心に余裕ができるのでしょうか?人にとても良く慣れます。 『透明な観察板』を取り外せば、掃除が簡単にできます。 また、ハムスターにとって巣箱の入り口の大きさが重要であることもわかりました。 巣穴の大きさは自分がくぐれれば小さい方を好むことが分かりました。 これはもしかすると、自分より大きな敵に侵入されない防御本能なのかも知れません。 ドワーフ系の場合は、25ミリから35ミリの間が良いようです。 並べておくと、大きく開口したものの方は好まないことが分かります。 『地下型の巣箱』は木製か厚紙製です。 木は何よりハムスターが喜んでいるように見えます。 天然の優しさがあるのだと思います。 材質は色々作ってあげましたがどれも問題ないように思えます。 中でも桐は好きな素材のようで良くかじるハムスターがいます。 歯が伸びすぎるハムスターには良いでしょう。 その場合『地下型の巣箱』がぼろぼろになるので、ハムスターの一生にひと家を消費 することになるかもしれません。 また、木の種類によってはアレルギーを起こすハムスターがいるという情報があります。 私はアレルギーのハムスターを飼った経験が無いのですが、 杉や檜は念のためおすすめ素材から外しています。桐の他にアガチスを使っています。 素材については製品のコーナーで詳しく説明しています。次へ 【↑メニュー】 ご意見をお待ちしております。 |