ハムスターの冷房      
   
  

ハムスターの冷房    

 
 

ハムスターは犬や猫と同じように、暑い時には、冷えた場所を選んでそこに寝そべります。
ハムスターも犬も猫も、暑い時には、エアコンでなくて、床冷房を好みます。

人とは違う彼らの身体の仕組みと習性に合わせた、理想の冷房装置を設計して、試作に成功いたしました。
只今『実用試験中』です。

以下に、 【設計の方針】と、ハムスターの『地下型の巣箱』専用の冷房装置の 【試作状況】を報告いたします。





犬の冷房犬の冷房・・・・・犬の冷房はここからどうぞ。

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なお本日は試験機を使用して説明させていただきます。
  2008.6.29.



   
【 ハムスターの冷暖房装置 】



ハムスターの故郷は、夏の日中の気温はが40℃を越えるような厳しい環境です。
でも、ハムスターが生活する【地下の生活環境】の温度はそれより10℃程度は低いはずです。 地中の温度は外気温よりずっと穏やかに変動します。
このハムスターの冷暖房装置は、ハムスターが生活している【地下の生活環境】の温度環境にできるだけ近付けるものです。

これが【 ハムスターの冷暖房装置 】です。

(試作実証機です)


写真をクリックすると拡大するものもあります。

  冷暖房装置  

エ!!これが??、、、、なんとも、へんてこな見たこともない形の冷房装置ですネ。
それもそのはず、ハムスター専用の冷房装置なんてこの世に無かったのですから、始めてみていただいているわけです。 デビュー前の姿ですので、格好の悪いところはご容赦ください。
『地下型の巣箱』の床を冷房します。(床冷房です)



  冷暖房装置  


冷暖房装置の後ろ姿です。



  吸熱板  


平らな面が吸熱板です。『地下型の巣箱』の床の熱をこの吸熱板が吸熱(=冷却)します。






  放熱板  


立っている面が放熱板です。吸熱板が吸熱した床の熱をここから放熱する仕組みです。



冷房装置の仕組みはチョッと難しいので、興味のある方のために後の項で詳しくご案内いたします。


まず、使用方法と、実際の効果をご案内いたします。




  断熱台の上に載せます  






断熱台を敷いてその上に冷却板を置きます。(断熱台は下からの熱を遮断するためです)



  『地下型の巣箱』を載せます  






『地下型の巣箱』を吸熱板の上に載せます。

コードなどが見えますが温度測定のための温度計です



  セット完了  






















『地下型の巣箱』の上に飼育ケースを載せます。これでセット完了です。 『地下型の巣箱』の下に冷却板を差し込んで使用する構造です。
実際の使用時には、『地下型の巣箱』を断熱材で囲います。
これによって、暑い外気温を遮熱して『地下型の巣箱』を地中の温度環境に近づけます。

  温度測定  






冷暖房装置を働かせて、実際の温度を測って見ます。



  温度測定  




この写真は、各主要部分の温度を測定しているところです。






上が気温です。
中が『地下型の巣箱』の室内温度です。
下が冷却板の温度です。

上の写真のデータは冷房が効きすぎた状態になります。このデータは、機能試験のデータです。 実際にハムスターに使用する場合の設定温度は、暑い日の床温度が28度〜30℃程度に下がっていれば良いと考えています。
暑い日が少ないので、只今調整中です



≪冷暖房装置の仕組み≫

この冷暖房装置はサーモモジュール(ぺルチェ素子)という素子を熱交換器に使用しています。 一般のエアコンや冷蔵庫のように代替フロンやコンプレッサーを使用する冷却方法と違って、 熱の移動を100%電子的に行います。  

  サーモモジュール  






これがサーモモジュールです(株)フェローテック様の説明書からコピーしました。
身近では、コンピューターの高性能CPUを強制冷却する熱交換器に、このサーモモジュールを使用している例があります。
厚さ数ミリで一辺が3〜4センチ程のこの小さな素子に電気を流すと、片面の熱を反対面に移動させる働きをします。 放熱効率を上げると、吸熱面は盛んに吸熱して0℃以下まで冷えて、霜がつきます。
ハムスター用の冷暖房装置は、吸熱板にサーモモジュールの吸熱側を取り付けて、サーモモジュールの放熱側に放熱板を取り付けた形が基本になっています。

  熱交換部  






この部分が、熱交換部です。
半円状の部分にサーモモジュールを内蔵しています。





  熱交換部  






熱交換部の正面です。





  熱交換部  







熱交換部の側面です。





  熱交換部  







電源部です。ACアダプターを使用します。




≪開発の目的≫

●ハムスターが生活している【地下の生活環境】に最適な冷暖房装置。つまり『地下型の巣箱』の床冷房装置。
●日中のエアコンに変わる省エネルギー型の冷暖房装置。消費電力20ワット程度。エアコンの1/10〜1/50で経済的であること。
●安全であること。
●無音・無振動であること。
●その他。


予定している性能
冷房方法
サーモモジュールを使用した吸熱板放熱板方式
冷房能力
@床温度 外気より5℃程度下げる。例:気温35℃のとき床温度30℃程度
A冷却板温度 外気より8〜10℃程度下げる。
使用電源
家庭用100ボルトを直流5ボルトに変換して使用。 暖房能力 直流5ボルトの極性を反転させることで、吸熱板が放熱板に変わります。



『地下型の巣箱』は、皆様に手作りをお薦めし、応援しています。
既に沢山の方に手作りの『地下型の巣箱』を体験していただきご好評を頂いております。
このハムスターの冷暖房装置も、手作りしていただけることを前提に設計を始めましたが、
次の通り、いくつかの条件がクリアできる方にしかお薦めできなくなってしまいました。

課題@3mmの厚さのアルミニウム板を入手できて、電気ドリルやジグソーなどの工具が用意できること。
課題A電子部品を入手することができて、半田ごてなどの工具が用意できること。
課題Bサーモモジュールの取り付けのために0.05〜0.1o程度の加工ができること。
課題C断熱材(断熱塗料と発泡ウレタン系の高性能断熱材)を入手出来ること。
などです。 かなり、難しいです。
BBS ・・・こちらにどうぞ。

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