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『地下型の巣箱』の『透明な観察板』を絶対に開けないでください。
ハムスターが中に居る時には、、、


  
  
  
   
             

≪お願い≫
ハムスターが中に居るときには、『透明な観察板』を絶対に開けないでください。

 安全な地下の巣穴の寝室に、居るつもりだから、安眠・熟睡できる。
これが、『地下型の巣箱』の最大の効果です。
 安眠・熟睡すればストレスを蓄積することが無く、健康に育ちます。
そして精神状態が安定するので、人とのコミュニケーションを上手にとるようになります。
 もし万が一、体調が悪くなったとしても、『地下型の巣箱』の中で安眠・熟睡=静養することによって、自分の力で回復・治癒することが出来ます。
 これは獣医がいない自然界で、ケガや病気をした時に安全なところに身をひそめて静養することによって、ケガや病気から回復するのと同じ効果です。



≪安眠・熟睡の条件≫

 『地下型の巣箱』の中は、≪誰も入って来ない安全な場所≫=≪聖域≫であると学習している場所だからこそ、自然界の地中の巣穴と同じ≪聖域≫であると感じているからこそ、極めて警戒心の強いハムスターが、『地下型の巣箱』の中だけは警戒心を解いて安心しリラックスして安眠・熟睡することができます。
 そして、≪聖域≫=自分の家という認識が強くなるほど、自分の家を清潔に使用するようになります。

『透明な観察板』が≪絶対に開かない≫
ということを学習し安心することによって、
どんなにうるさい音がしても、光(※)が入っても、リラックスしてお腹を出して熟睡する姿を見せてくれます。

 ハムスターは、とても賢く、学習能力が高いので、一度でも『透明な観察板』が開いてしまうと、そのときの音を学習し記憶してしまいます。
すると、気配や音がするたびに警戒するようになってしまい、寝室で安眠・熟睡できなくなってしまいます。
 この様に、『透明な観察板』を開けることは、大きなストレスの原因を作ってしまうことになり、『地下型の巣箱』の効果を著しく損なってしまいます。
 ハムスターが中に居るときには、『透明な観察板』を絶対に開けないでください。

 ただし、自然治癒が見込めない病気で獣医師の診察が必要な場合など、緊急の事情がある場合はこの限りではありません。




(※)光が入っても、平気になるので、熟睡している姿を観察することが出来ます。母ハムスターを警戒させることなく子育てシーンをいつでも自由に観察できるのも、この巣穴は≪絶対に開かない≫≪地下の巣穴と同じだ≫ということを母ハムスターが学習しているからです。 






もし、中にいるときに、『透明な観察板』を開けてしまったら、、、。

 中に居る時に、開くはずのない天井が開けば、大パニックになります。
 ハムスターに三つの大きな変化が起きます。


@ 『地下型の巣箱』が極めて危険な場所であることを学習してしまいます。

A 飼い主を『脅威』『危険な人』と学習してしまいます。

B 侵入のショックでストレス状態に陥り、強い警戒心を発するようになります。

  『透明な観察板』を開ける(侵入する)行為を、人間の場合に例えると以下のようになります。

【例】 ≪一人住まいの女性が家ですっかりくつろいでいる時に、天井が突然ガバッと開いて、侵入されて誘拐されてしまった、または誘拐されそうになったという事件に相当します。
 助かった女性は、2度とこんな家には住みたくないと思うと同時に、犯人をしっかりと記憶します。
そして、しばらくは怯えて生活することになるでしょう≫


 この例は決して大げさではなく、もともとが警戒心がとても強いハムスターが、、、外では敵に食べられないように常に警戒しているハムスターが、、、家の中だからと、安心してくつろいで、リラックスしている時に、『透明な観察板』を開けられたら、ハムスターにとっては『食べられてしまう』と思うほどの大事件になってしまいます。

 この様に、一度開けてしまっただけで、ハムスターは、『透明な観察板』は【開くんだ!!】ということを学習してしまいます。
 家でリラックスすることが出来なくなってしまいます。
 飼い主に怯えるようになり、今まで仲良かったハムスターが人が変わったようになってしまいます。
 ハムスターにとっては、飼い主の方が人が変わったと思う訳ですから。
そして観察されるたびに、

音がして ⇒ 光が入って来て ⇒ 次に天井が開く
というプロセスを警戒信号として記憶してしまいます。
 次からは、『地下型の巣箱』の中にいても、
音がするたび、光が入るたびに、また開くかもしれないと警戒しなければならず、
外で音がするたびに体が緊張して、強いストレスを感じるようになってしまいます。
 この様に、『透明な観察板』を開けることは、とても大きな代償を払うことになります。



開けてしまった場合の対処方法

まず、絶対に開けないことですが、、、。
開けてしまった場合、、、、。
対処方法は、
最も効果が期待できるのは、

@自主的な引っ越しをさせてあげることです。

 もう一つの『地下型の巣箱』と巣穴を用意してあげて、『こっちの家なら安全だ!!』と思えるような対処です。
先の女性だって、新しい家に引っ越せば少しは落ち着けるはずです。
 ただしこの方法はどなたにもできることではありませんので、
 次善の策としては、リセットをすることです。
ただし、リセットの効果の程は、ハムスターが危険をどの程度感じたかによって異なります。

AとBについては、信頼関係を取り戻すには時間が掛かりますが、ハム君次第です。



 ここでお伝えしたいことは、中にハムスターが居る時に『透明な観察板』を絶対に開けてはいけないということです。

  『透明な観察板』については、研究報告『地下型の巣箱』の機能と効果でご案内しております。  
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