ペットのクーラー

ご挨拶と技術解説

企画・設計・制作者からご挨拶

入澤二郎とヘザー

このペットの冷暖房器は、
入澤特許企画有限会社 入澤二郎が自信と責任を持って制作し、皆様にお届けしております。
●取材を受けて紹介していただきました。季刊誌ぷりおーる(株式会社きかんし発行)97号掲載記事。


ロケットの部品も手掛ける、高精度の金属加工技術を持った、協力工場株式会社和起製作所による、主要なパーツの精密加工と、工房において自らの組み立て制作技術によって、高品質の製品に仕上げております。
きっかけは、自分のペットたちのために作ったのですが、高性能な冷房器ができましたため、特許出願をして、商品化に成功しました。


【世界初の技術】毛皮を着たペットの身になって、ペットに安心して使ってもらうために開発した、ペット専用のクーラーです。

音も振動も出ないことが、ペットたちに安心して使ってもらえる条件です。
ペットたちは人の何倍も音や振動に敏感です。音や振動を我慢しながらではリラックスしてもらえません。中には音を怖がったり警戒してしまうペットもいます。
モーターやファンなどの動く部品を一切使用しない100パーセントの純電子式の熱交換器(特許出願済み)を搭載(内蔵)することで、無音と無振動のクーラーを完成させました。
ペットが喜んで使ってくれることが実証出来ました。
これらの詳細は技術情報をご覧ください



商品化に際してのポリシー
●条件① 冷房のの確かな効果があって、ペットたちが喜んで使うこと。
●条件② 取り扱いが楽なこと。めんどくさくないこと。
●条件③ 安全であること。
●条件④ 電気代が高くないこと。
●条件⑤ 壊れにくく、長持ちすること。
●条件⑥ 置いておいても、かっこいいこと。
2007年に、保冷材を使用した冷房器を完成させて特許出願しました。しかし、ひと夏使う前に、不合格にしました。保冷材を毎日冷凍庫で冷やす作業が面倒この上なく。冷却力が長つづきせず、条件①と②を満たしませんでした。

電子化のためにペルチェ素子に着目

当時は1枚購入するのに1万円で少しおつりがくるくらい高価だったペルチェ素子ですが、小さいのに、強力な冷却力と優れた特性を秘めていることが分かったために、ペットの冷房器の電子化に取り組み、実験と研究を始め様々な試作機ができました。
○○○中間省略○○○

高性能なクーラーが完成しました。
まず我が家のハムスターに使ってもらって合格点をもらい、
次に大型化して同じく我が家の犬から合格点をもらうことができました。

ペットのの冷房装置
↑ 試作実験に協力してくれた大切な助手犬

6つの条件をすべてクリアーした『ペットの冷房器』の原型ができました。

このペットの冷房器が高性能であるのは、特許出願済みの超小型(超薄型)高性能・省電力型の高効率熱交換機の完成にあります。この熱交換機を全てのモデルに搭載しています。
ペットの冷房器 PC-350
↑超小型(超薄型)高性能の熱交換機収納部。

いざ、皆様にお届けする段になり、価格が高騰してしまったことを、皆様に申し訳なく思っています。
自分用に、自分で組み立てていた時には気にならなかった事柄でした。
精密な加工技術と精度の高い組み立て技術が必要なために、高い組み立て技術を持った工場に組み立てを委託するコストが加わりました。コスト削減が今後の課題です。

ペット用冷房器の基本形です

ペットの冷房器
↑横から見るとL字型のきわめてシンプルな形状に仕上げてあります。
タテ放熱筒が吸熱したペットの体熱を上方に放熱します。
ペットの冷房器

↑ひんやり感を好きなだけ楽しめる冷却プレートです。 

開発成功に当たり、満たした条件に付いての簡単な説明をいたします

●条件① ペットたちに冷房の確かな効果があって、喜んで使うこと。
⇒高性能であること。 初めはアルミニウムの光沢(後に光沢の少ないメッキ処理を採用)に警戒していましたが、冷たくて気持ちが良いことを理解してからは、暑い時にはこのように枕にして寝ています。
使用している冷房器は、試作実験器です。
ペットたちが冷却プレートが大好きなことが確認できました。

●条件② 取り扱いが楽なこと。めんどくさくないこと。
⇒夏の初めに、スイッチを入れたら、そのまま置きっぱなしです。 涼みたいときにペットが自分で使います。スイッチの入り切も不要です。

●条件③ 安全であること。 ⇒高温になる部分は一か所もありません。安全にご使用いただけます。

●条件④ 電気代が高くないこと。
⇒電気代は、つけっぱなしでひと月およそ150円です。(4ワット運転の場合はおよそ75円)

●条件⑤ 壊れないで、長持ちすること。
⇒長寿命化対策済みです。詳しくは、技術情報のページの§3に解説しています。

●条件⑥ 置いておいても、かっこいいこと。
⇒冷却プレートを床から30mm以内に抑えて、薄型でシンプルに作ることができました。

ペットの冷房器
↑暖房にも使えます。背面のスイッチBOXです。 



プロフィール

名前 入澤 二郎
 ○生まれ 1948年4月24日
 ○現住所 331-0061 さいたま市西区西遊馬1813番地1 8-306
 ○メールアドレス irisawa@jd6.so-net.ne.jp  
 ○出身 福島県白河市
 ○家族 妻・長男・長女・二男
孫5人。5人とも女の子

主な経歴と役職


 〇ソニーマーケティング。技術系であるが、営業部門のマーケティングを実践
 〇退職後、特許・商品企画関連の仕事に進む。『特許実務塾』マーケティング担当で現在に至る。
≪主要な特許取得活動≫
   2004年、ハムスターの飼育関連の特許を取得。
   2012年、医療機器の特許を取得。
   2022年、ペットのクーラーの特許を取得。
その他、数々の特許を出願。
 〇1994ハムスターの飼育研究開始。現在に至る。
 〇ハムスターの飼い方、『地下型の巣箱』方式のホームページを公開。
 〇『ハムスター専用の冷房器』の研究開発、商品化に成功する。
 〇『ウサギ・ネコ・犬など』毛皮を着たペット専用の冷房器の研究開発と商品化
 〇2019年『チンチラのクーラー』の研究開始。その後PC-200の商品化に成功。

 〇認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・埼玉 サッカー、WINGS
 〇NPO法人織の音アート・福祉協会 理事長
 〇入澤特許企画(有) 代表取締役
 〇特許実務塾・マーケティング担当
 〇地元自治会ボランティア活動

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