ハムスターが『地下型の巣箱』にバリケードを作った。

『地下型の巣箱』のハムスター

ハムスターが『地下型の巣箱』の中にバリケードを作った場合の説明です

≪目次≫
  1. §1.バリケード
  2. §2.バリケードを作ったハムスターからのメッセージ
  3. §3.対処方法

§1.バリケード

『地下型の巣箱』の巣穴を、巣材のティッシュやコットンあるいは『砂っ固』で塞いでいたら、それはバリケードです。
バリケードには『地下型の巣箱』の中にある材料を使用しますので、
『砂っ固』も巣穴の直下に集めてバリケードの材料にします。

『砂っ固』を通路に運び出して、巣穴近くに積み上げたのもバリケードの一部です。

§2.バリケードを作ったハムスターからのメッセージ

バリケードから、ハムスターのメッセージを感じ取ることが出来ます。
バリケードを作ったら、以下の三つのメッセージを受け取ってあげましょう。

≪ハムスターの気持ちが解る三つのメッセージ≫
①『地下型の巣箱』を自分の家として認識したヨ。
②【地上の生活環境】=巣穴の外に何か脅威があると感じているヨ。
③僕の家には入らないでネ。

【メッセージの解説】

①『地下型の巣箱』を自分の家として認識したヨ。
 これは、良い。メッセージです。
『地下型の巣箱』をもらったハムスターが、『地下型の巣箱』を自分の家として認識した証だからです。
安全な自分の家を持てば、安心して心身共に健康になるのは、ハムスターもひともおなじです。
②【地上の生活環境】=巣穴の外に何か脅威があると感じているヨ。
 自分の家としての認識と同時に、外に危険があることを感じたので、家に侵入されないように、戸締り(バリケード)をしている、といことです。

③僕の家には入らないでネ。
 または、『地下型の巣箱』=家に誰かが入った、侵入者には二度と入ってほしくないのでバリケードを作った。

§3.対処法法

 バリケードができたら、バリケードが解消するまでは、『地下型の巣箱』の中に入らない、つまりトイレ掃除は行わないのが 基本です。
そもそもハムスターが出てこないので掃除は出来ません。
●まず、『地下型の巣箱』への侵入を控えます。

控える期間の目安は、バリケードが無くなるまでです。

※バリケードを作る原因が無くなれば数日でバリケードがなくなります。

●バリケードが無くなったら、トイレ室に少しだけ『砂っ固』を足して、ハムスターの拒否反応が無いことを確認します。

●拒否反応が無いことを確認しながら、オシッコで固まった『砂っ固』を回収して新しい『砂っ固』を投入する作業を増やして行きます。

※拒否反応が起きないように進めるのが大前提で、もし拒否反応が起きる(バリケードを作る)場合には、バリケードがなくなるまでの数日間作業を中断します。

※ハムスターの飼い方のとおりに進めていけば、ステップ6までは関わらないので、飼い主が警戒されることはありません。

しかし、『地下型の巣箱』を与える前に関わって、警戒対象として学習されてしまった場合や、他の人や子供たちや他のペットなどが警戒の原因の場合は、その警戒の強さが強ければバリケードの解消には時間がかかる場合があります。    ●バリケードを作らなくなれば、それは、『もう脅威を感じなくなりました。安心しています。』と言うハムスターからのプラスのメッセージですので、一件落着です。

【バリケードが消えるまでの期間】

 バリケードが、なかなか消えない場合がありますが、それはハムスターが脅威を強く感じ学習したことによります。

また、脅威が存在し続けていれば、バリケードは消えません。